タミヤ 1/12テレフォニカ モビスターRC211V’03 作製記 その1

模型を再開してからずっと作りたかったキットですが、入手難でほとんどあきらめかけていてあんとき買っときゃよかったなーと何度思ったことか、しかしノリックのYZR(’99)をアマゾンで手に入れた直後あたりに、テレフォニカのRCも発見、迷わず購入しました。RCはもう一台作りたくて玉やんコニカミノルタとかペドロサのレプソルも買おうか悩みましたがやっぱり大ちゃんのテレフォニカです。やっと手に入れてうれしくて早速仮組したのが昨年の12月頃でした。

せっかくなので資料とか集めてし慎重に作りたかったので・・・まずはタンクカバー&シートカウルを改造しないといけません。発売された当時ならビアッジ&宇川号をベースにデカール貼ればよいのですがさすがに現在は入手困難です。


幸いシートカウルのよくわかる資料があったのでパテやプラバンで形状を変えます。まずエポキシパテでストッパーの当たりの厚みを増し、ダクトは1ミリプラバンで作ってパテで形を整えます。丸みがあると思いきやシャープな部分があるので結構難しいです。


タンクカバーは短くすりゃいいってモンじゃなく、フューエルキャップの穴を残して後方をカット、さらに縦にカットして元のタンクカバーに接着してポリパテ盛って形状を整えます。シートカウルもそうですがなかなか納得した形に出来ず、サーフェイサー吹いては削っての繰り返しで一週間くらいかかってしまいました。


車体に取り付けてみます。タンクカバーを短くした分、内側が燃料タンクに当たるのでタンクをガリガリ削って、なおかつサイドカウルと上手くラインがつながるようにします。


いよいよカウル関係を塗装。今回も行きつけの模型屋さんにレーシングブルーを缶スプレーから取り出して頂きました。アンダーカウルを白、デイトナグリーンで塗り分けたあとにレーシングブルーをブラシで吹いてみたら、以前YZR-M1を缶スプレーで塗った時より格段に塗りやすくなって本当に助かりました。模型屋さんにお願いする前に自分で余ったスプレー缶でチャレンジしたけどやっぱり失敗、いつか自分で出来るようにしたいですね。


レーシングブルーが乾いたらデカール貼り。うぅ、予想どおり貼りずらい・・・スペアも無いので慎重に貼りますが、慎重に貼っていてわかりましたが、キットのデカールのノリが弱いせいで貼りづらいのでは?と思いました。うまく貼れたつもりでも浮いてきたり、密着させよう綿棒とかで押し付けるとパリっと割れてしまう感じです。マークフィット(通常のもの)を使えば貼りやすくなりますが、使いすぎるとすぐデカールが破損しやすくなります。まーどっちにしても貼りづらく、蛍光イエローの部分は割れたり欠けたりしてしまったので後でタッチアップするしかないでしょう。


夜だけの作業で二日間かけてやっとデカール貼り完了。一番難しかったのはサイドカウルの文字、若干カウルからはみ出すので上手くカウルのフチに回り込ませるのが苦労しました。やっと手に入れたこのキット、慌てず完成させたいと思います。


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