タミヤ 1/12 REPSOL Honda RC213V ’14 作製記 その4

今回はカウル&エキゾーストパイプの塗装に苦労しつつも、ひとまず完成させる事が出来ました。ホンダRC213V、2018年で残念な事にmotoGP
からの引退を決めた、ダニ・ペドロサ号の完成画像です。


蛍光オレンジはタミヤ、蛍光レッドはガイアを使用しましたが、蛍光色は塗り重ねていくと色が濃くなるので、塗装は慎重に行いました。


でも実際はタンクカバーの塗装を失敗して、カバー前と後ろで色の濃さが違い過ぎたので一度シンナーで塗装を落としてやり直しました。シートカウルの青いデカールも実はタッチアップしまくって、最後のクリアコートで表面を整えて目立たなくしました。


そして一番苦労したのがエキパイの塗装。カウルの塗装の乾燥時間に塗装する色の順番など考え、地道にマスキングと塗装を繰り返しながら仕上げました。カンペキとは言えませんがらしく見えるよう頑張りました。手軽に再現できる方法があれば、なんて思わずに気力で仕上げるしかないと思いました。


アナログメーターはペドロサ車の証。トップブリッジの「2」は若干、字体が違いますがキットから貼る位置を変えて再現しました。今回はフロント回りにディテールアップパーツを組んで見ましたが、フロントフォークの質感が塗装では難しいので、ディテールアップパーツなら良い感じになります。


2013年から変更されたレプソルカラーですが、以前のブルー主体も捨てがたく見慣れない感じでしたが、模型で改めて見るとこれも非常にカッコ良いと思います。シートカウルのホンダのエンブレムを思わせる翼のカラーリングもかなりカッコ良くて好きです。


資料を見ていて悩んだのがカウルとホイールの蛍光オレンジの違い。RC211V’06ではホイールがミニ4駆用スプレーの蛍光オレンジでカウルはブリリアントオレンジの指定でしたが(作った事ないけど)、213Vはキット発売と同時に発売された蛍光オレンジのみの指定。仕上がるまで蛍光オレンジがどう見えるか気がかりでしたが、やはりホイールの方が色が濃く見え、光が良く当たるカウルは明るく見える気がします。


カウルをつけてしまうと外しづらいので苦労したエキパイ塗装がほとんど見えなくなってしまいますが、シートカウル側は結構見ることが出来ます。とぐろを巻いた部分もカウルの隙間からチラ見え出来ます。


やっと完成したペドロサ号、引退を表明してから上位グループで争うことが少なくなってしまったペドロサですが、これだけ長い間、最高峰クラスを戦ってきただけでも素晴らしいと思います。最近、motoGPドキュメンタリー映画「ヒッティング・ジ・アペックス」のDVDをアマゾンで買って見ましたが、最後のほうのペドロサ選手の言葉もまさにその通りだと思いました。2018年の残りのレース出来ればもう一度優勝する姿をみたいですね〜

次回は2輪で懐かしの、あのキットです。

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