ハセガワ 1/24 ランチア037ラリー 1984 作製記 その4

仕事も盆休みに突入、一気に仕上げてやる!と思いましたが細かい作業ばかりでなかなか進みません・・・特にライト関係は小さいパーツを組んだり塗り分けしなければいけないので、やっぱ慎重にいきます。


ヘッドライトは内外で違うので組み付けに注意。先端が赤いツールは行きつけの模型屋さんが教えてくれたジュエルピッカーというモノ。アクセサリーとか作るときに小さいビーズを拾い上げるために赤い部分が粘着質になっているので、模型でも小さいパーツの取り付けに使えます。


テールライトをつける前に金網を例のPIRELLIの文字を塗装せねば。まずエッチングの金網にガイアマルチプライマーを吹き、セミグロス黒で吹いたあと、ステンシルと金網のセンターを確認後、サーフェイサー白を吹きます。これが結構難しくて位置によっては文字がはっきり見えなくなってしまいます。1回目はPの長い部分が金網の穴と重なってしまい失敗、2回目はステンシルが若干浮いて文字がぼやけて失敗、3回目でやっと納得できる状態になりました。


フロントまわり。実車では開閉する金具をエッチング曲げて作ってみましたが結局キットのほうがいーじゃん。ウインカーに付けるエッチングもなんか隙間できちゃって使えなかったし・・・ボンネットピンはエッチングで良かったです。ラジエーターに付けるエッチングも丸いファンの部分しか使ってません。フロントグリルのVXのエッチングはゲートをカッターで数回あてて丁寧に切り出し、タミヤクラフトボンドで接着、乾燥後はみ出たボンドを爪楊枝などで取り除きました。


リアのマッドフラップはキットのシートを切るのが面倒だったのでエッチングで。ガイアのプライマー、ライトグレーサーフェイサーを吹いた後、スケスケなタミヤピュアホワイトを吹き、最後にセミグロスクリアを吹きました。エッチングのステーは何か違うので使ってません。ナンバープレートは仮組中に失くしたのでプラバンで作成しました。(これエッチングに入ってても良かった気が…)


苦労の末、やっと完成!カーグラフィックTVいわく、みんなの好きなランチアラリーです!


このリアスポイラーがいいんですよね〜


少し長めのノーズ、バッサリ切り落とした感じのリアまわりも良いですな。


当時はまだWRCをあまり知らなくて、興味をもった頃にはグループAになっていたので、パワー、スタイリングが過激なグループBは伝説みたいな感じでした。


だって、リアバンパーがないし。これには衝撃を受けました。


リアウインドウから見えるエンジンも衝撃的です。


037と言えば、このリアまわりですね!


はじめは予定してなかったエンジンのデティールUP。キットのままでは寂しかったので・・・


細かい箇所はパスしてしまいましたが、そこそこ仕上げらえたと思います。窓の接着にはタミヤクラフトボンドを使いましたが、強度的にも問題は無かったんですがちょっとつけすぎてはみ出てしまいました。次回から注意します。

次は、自分的には待望のNS500です。すでにキットを2個買ってしまった・・・

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