ハセガワ 1/24 ランチア037ラリー 1984 作製記 その2

だいぶ間が空いてしまいましたが仕事から帰ってきたら暑さのせいもあってぐったりで作る気力が無い!それでも余裕のある日にこつこつ進めています。ついでに忙しいなかアップした作製記その1の文章が読み返したらヘンだったので書き直して再アップしました。ボディに最初のクリアを吹いて乾燥中なので車体を進めます。今回はシルバーで塗装するパーツが多いので、クレオスのシルバーをエアブラシでひたすら吹いていきます。

ご覧の通り、シャーシ、エンジン、足回り、ホイール等シルバーを多く使います。タミヤのアルミシルバーも考えましたが、イメージより暗めのシルバーなのでクレオスのシルバーにしました。


次に板おもりを使ったシートベルト作製に初挑戦。タミヤのプショー307用のデティールUPパーツをベースにシートベルト素材のみ板おもりにします。板おもりを2.4ミリの幅でカットして試しに1セット作ってみたらかなり時間がかかってしまい、塗装もしなきゃいけないのでタミヤの1/20用シートベルトセットの赤いベルト素材が余っているのでそれに変更するか悩みましたが、シール面があると実物のようにベルトを通せないので結局板おもりでもう1セット作成しました。まだ塗装していない状態でも、たるみ具合が結構リアルです。



塗装はまず最初に今回初使用のガイアマルチプライマーをさっと吹き、20分後タミヤのビン入り白サーフェイサーを薄めて吹き、乾いたらクレオスの赤(光沢)で塗装しました。割り箸に両面テープでエッチングの部分を貼りつけ、塗装時にひらひらしないように割り箸の裏にプラバンを貼りまっておきました。エッチングの部分はマスキングゾルでマスキングしました。


赤が乾いたらアジャスターのところを黒で筆塗りし、タミヤのシール状シートベルトセットからサベルトのシールを張り付け、早速シートに取り付けてみましたら、かなりリアルな仕上がり!しかしプジョー307用がベースなので、この頃の実車はまだ2インチのベルトのはずなので若干ベルト幅が広く、さらに腰のベルトのあたりの黄色い幅広のベルト素材を付けるのを忘れてしまいました。塗装のはがれが心配なのでこれ以上いじりたいくないので今回はこのままで勘弁してください。


ロールバーなど取り付ける前に別角度から。車体の取り付けもリアルに出来ました。ちなみにシートははじめはラバーブラックで塗装しましたが色が明るめだったのでクレオスの艶消し黒でやり直し。037用エッチングに入っていたABCペダルも使用しましたがただ単に瞬間で貼りつけただけなので位置が奥すぎに。クラッチペダル脇のフットレストのエッチングもありましたが、取り付けにはその付近の加工、改造が必要なので、すでに塗装してしまったためあきらめました。


基本素組みのはずがやっぱり手を加えたくなって、エンジンのプラグコードを追加します。キットのデスビのパーツは使わずに、エナメル線に1ミリくらいのコードの被覆のみを被せて太い部分を作り、デスビのパーツと同じ大きさの金属製ワッシャに瞬間で固定します。ヘッドカバー側も被覆を被せて太さを変え、ヘッドカバーの突起を削り1ミリの穴を開けます。資料で調べてみると点火順序は1-2-4-3みたいなのでその順番でヘッドカバーに差し込みます。取り付け時に塗装がはがれないように、仮組みでなるべく形を決めておいてから塗装します。ワッシャーの穴はパテで埋めておきます。仕事が忙しいといいつつも、エンジン回りももうちょっとデティールUPしたくなってしまったので気分転換のつもりでじっくり進めてみようかと思います。


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