ハセガワ 1/24 ランチア037ラリー 1984 作製記 その1

作年の冬あたりにテキトーにネットでプラモ探していて見つけたハセガワの037。取りあえず購入して作りたくなったら作ろうと思いつつ、昨年末のバイク模型リリースラッシュでやはり放置状態でした。友人からの依頼で86トレノやランサーのダートラ仕様を作ってる最中に、何かラリー車作りたいの〜と思っていたので、やっと作製開始となりました。’84NSRを作る合間に、仮組みまで進めておきました。


今回、パーツ構成で不思議に思ったのがボンネットが別パーツでボディ中央からリアカウルは一体。ミッドシップレイアウトのエンジンをリアカウルをパカッと開けて見れたらと思ったのに。リアウインドウ越しにエンジン回りが見えるので、そこそこ再現されていますが・・・。リアカウル開閉出来るように改造も考えましたが、基本素組で進めていきたいと思います。


と言いつつ、リアカウルの網状のグリルを何とかしたいと思っていたらネットでスタジオ27の専用エッチングパーツを入手。これでキットを作る気分がわいてきました。


早速エッチングパーツを使ってみます。まずは、ボンネット上の網をエッチングにするため、ドリル、カッターをつかってキットの網を切り抜きます。すこし余裕をもって切り抜き、最後にエッチングに合わせて少しづつ削ります。


作っている最中にシートベルトは?と考えましたがタミヤのプジョー307用のエッチングから流用します。セットに含まれていたシートベルト素材は使わず、釣具屋さんで購入した板おもりを使う予定です。


仮組みも終わったのでボディのパーティングライン等を消して塗装。今回も白はクレオスのクールホワイト。タミヤのハンディコンプレッサーで吹くためかなりシャバシャバに薄めて塗装しますが、4倍くらいに薄めたつもりでも、思った以上に薄めないと綺麗に吹けず苦労しました。塗装は艶も出て一応成功したんですが、今後塗りやさを考えて新しいコンプレッサー購入するかも知れません。


白が乾いたらいよいよデカール貼り。デカールはカルトグラフ製ですがデカールの隅っこに2000.11と書かれていていて製造年月?と思いつつ貼ってみましたが問題なく、カルト製らしく非常に貼りやすい状態でした。デカール貼るまでエッチングにかかるデカールをどうするか考えてませんでしたが、結局先にエッチングを塗ってテープで仮止めしてデカールを貼り、乾いてから切り抜いて、ボディとは別にクリアコートすることにしました。エッチングはあまりクリア厚く塗りたくないですもんね。鮮やかなマルティニのストライプも綺麗に貼れて満足ですが、ボディのAピラーのあたりの分割部分に一部ストライプがかかる箇所があり、ここも乾いてからよく切れるカッターで切り込みをいれてボンネットを切り離しました。思えばラリー037も大好きな車なんですがこの車を知った頃はすでにWRCはランチャデルタの時代になっていて、ランチャのマシンはデルタのラジコンカーくらいしか作ったことなかったので、やっと037を作れる感じです。
問題は資料があまり無いことですが、資料も探しつつじっくり進めていきたと思います。

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