フジミ 1/24 ポルシェ917K 作製記 その4

序盤のカウリングの整形作業に手こずりましたが、なんとか完成させることが出来ましたポルシェ917Kです。キットは1971年に実際のレースで走った車両を再現していますが、当時を知らないこともあって、あえて自分の好きなように仕上げてみました。

ポルシェのプロトタイプカーといえば自分の時代は956ですが、それより昔の車両なので、模型屋さんに行くまでほとんどこの車両のことを知りませんでした。それでもポルシェらしくまとまったスタイリングではないかと思います。


なんと言ってもマルティニカラーがいいですね!シルバーがベースというのも、やはり当時を知らない自分にとっては新鮮に見えます。


コックピット回りもなんとなく956に通じるものがあるような、古さを感じさせないデザインだとと思います。後方視界を確保するためのリアカウル中央の形状も好きです。


さらにこのカウル後方の形状も潔くバッサリと切り取ったようでなんとも言えず良いですね〜蛍光レッドのスポイラー下のデカールをダメにしてしまったのがちょっと残念。


Kはドイツ語のKruzからで短いという意味らしいですが、ネットでほかの917を調べてみたら、なるほど、前後がややスッキリした感じに見えます。他にも917で調べてみるといろんなバージョンがあって面白かったです。ピンク色の917/20とか。


最新にキットに比べれば作製は多少手こずるかも知れませんが、この917Kもカラーリング違いが何台かあるので、出来ればまた作ってみたいですね。


今回唯一デティールアップした箇所、フロントのハッチのフックですが、以外にもらしく見えるように出来ました。塗り分けするため資料をみて気付いたのですが、ゼッケン下側のアウトレットが若干右側にずれているんですがキットでもちゃんと再現されていますね(ハッチ中央のフックの取り付け位置でわかると思います)。ヘッドライトのカバーのビスもちゃんとあります。こういう発見があると作製が楽しくなります。

次回作も積んでしまったキットを消化していこうと思います。

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