フジミ 1/24 ポルシェ917K 作製記 その2

シルバー塗装も上手くいったのでデカール貼りだ!と意気込んで作業を始めたら思わぬ事態が・・・まぁ、作製する前によーく確認しておけば良かったんですがねぇ〜


青のデカールを貼ってみたら形状が合っているところもあれば大きさが足らないところも・・・カウルの合わせ目の部分は実車ではテーピングされていて、それを再現するデカールも用意されているんですが、それに合わせたかのような大きさになっています。今回そのテーピング用のデカールは使わないので、それ以前にリアタイヤ付近もデカールが足りずフチに回り込めません。シルバー塗装したあとなのでマスキングすると、テープを剥がした跡がシルバーは特につきやすいんですが、あきらめて塗り分けに変更します。


フロントの蛍光レッドははじめからデカールは無理、とマスキングテープの粘着力を落として塗り分けてありましたが、青も同じように、テープを最小限に使って広範囲は紙などを併用しマスキングしました。青はブルーイッシュブラックと余っていた暗めの青をテキトーに混ぜたら丁度よい色になったのでブラシで吹いて塗り分け完了です。今更ですが、はじめに蛍光レッドを塗って、青、シルバーと塗装すれば暗い青がシルバーの丁度よい下地にもなって良かったかも知れませんが、もおどーでも・・・いや、気持ちを切り替えて進めます。


塗装が乾く間にホイールのデカールを貼ります。デカールの状態は悪くなかったのですが糊がちょっと弱い感じです。マークフィットを使いながら地道にホイールのスポークになじませてやります。


さらに小物やまだ塗装していないパーツを進めます。デティールも良い感じで、けっこう作りやすいと思います。


塗装が乾いたので再びカウルにデカール貼り。両サイドのゼッケンは1971年セブリング優勝車を忠実に再現するために、通常のゼッケンサークルの上からもう一枚大きめのゼッケンサークルが貼ってあるようですが、今回は通常のゼッケンサークルのみに番号切り抜いて貼りました。画像では見えなくなってしまいましたがテール左のShellの文字が上手く貼れてなくて乾燥後にクリアー吹いたらペロっと吹き飛んでしまったので、仕方なく右も剥がしました。いつもの模型屋さんに作って頂いても良かったんですが、またデカール貼って乾燥させるのが面倒だったのでこのまま進めます。


クリア乾燥中に艶消しブラックの部分を中心に塗装。メーターもデカールで用意されてますがえらい小さく、糊も弱くて、タミヤのデカールのりを使用しつつ貼ることが出来ました。ステアリングのスポークはセミグロスブラックで塗装、完成後はほとんど見えないところですが見えるかも知れないので塗っておきます。あまり順調とはいえませんが、やっと完成がみえてきたのでもうひと頑張りです。

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