フジミ 1/24 ポルシェ917K 作製記 その1

いつもの模型屋さんで以前から置いてあって、気になっていたんですが今年のはじめあたりに購入、自分が生まれていない頃のレーシングカーで詳細はほとんど知りませんが、シルバーベースのマルティニカラーとテールカウルのスタイリングが気に入って作りたくなりました。箱を開けてパーツ点数はそこそこ、カウルのパーツは917の仕様違いの関係でパテ埋めなど加工が必要ですが、フジミの4輪は初めて作りますがとにかく進めてみましょう。


早速カウル関係のパーツ接着、加工をします。カウル前方のハッチ、ルーフの穴とNACAダクト数か所を塞ぐパーツを接着、表面の罫書き線をペーパーなどで消し、さらに説明書をよくみて穴あけ加工を行います。加工する箇所が多いのでパテは使わず、瞬間接着剤を隙間に盛ってペーパーなどで整えていきます。カウル前方のハッチがなかなか削れないのでフックを削ってあとで作り直します。あと、ルーフのとこと、テールのことがなかなか段差が消えない・・・今回、シルバーがベースカラーになるので下地の処理はしっかりやっておきたいです。


メンドク・・・いや、頑張って時間をかけて削ってもまだ段差が目立つので、一度サーフェイサーを吹きます。タミヤのビン入りのグレーサーフェイサーをパシャパシャに薄めたものを吹きました。さらに段差等がみえてきたので思い切って320番のペーパーを持ち出して大きな段差を消し、600番ペーパーで仕上げます。画像はすでに2回目のサーフェイサーを吹いてペーパーかけたあとで、ここで前後に分割されているカウルを接着(裏からプラバンを接着して補強)、してさらに全体にペーパーをかけました。



今度こそ、とサーフェイサーを吹いてやっと納得出来る状態になりました。シャーシ側のカウルとつながる部分もサーフェイサーを吹きました。


しかしペーパーがけはまだ終わりません。使い込んだ1000番のペーパーで表面をなるべく滑らかにします。下地が出ないよう、ちょっと艶が出るくらいまで磨くようにペーパーをかけたあとの画像ですが、ほとんどわかりませんね。


さらに、シルバー塗装前に下地を光沢の黒で塗装します。シルバーの下地に黒を吹いておけば輝きが違うよ!と行きつけの模型屋さんに教えて頂いたので実践してます。黒塗装に傷がないかチェックして、いよいよシルバーを吹きます。


同じアングルですんませんが(半分わざとですが)、クレオスのシルバーをブラシで、吹く回数は増えますがいつもより慎重に塗り重ねました。なんとなく深みのあるシルバーに塗れたでしょうか。カウルの処理だけで結構時間をかけてしまいましたが、頑張って完成させたいですね。

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