STUDIO27 1/12TRANS KIT NSR500 "PRAMAC"Moto GP '02 作成記 その4
カウルのクリアー乾燥中に車体の残りを進めます。チャンバーの焼け塗装はラッカーのシルバーを吹いた後、自作クリアーブラウン、クリアーブルーをブラシで塗ります。ちょっとイメージどおりにならないけどまぁいっか、と車体に組んでしまいましたが、スモークを吹くのを忘れてまして・・・

カウルは完全固定だし、外から見える部分は気を使って塗ったので良しとしましょう。


サイレンサーを止めるスプリングはモデルグラフィックス2012年3月号をみて自作で出来るだろう、と作ってみましたがどうもうまく出来ません。
上からラジコン用のコードの中身は非常に細すぎてダメ、次のホームセンターで売ってる1mm太のコードの中身もやや細く、その次に車の配線の
中身は太さは丁度良いけど強度がなく加工難、次にギターの弦の一番細いやつは強度がありすぎてこれも加工がしづらい・・・


結局、100円ショップでみつけた0.28mm真鍮線が加工しやすく、これで作りました。棒に巻きつけてスプリング状にするのはいいんですが、その後フックの形にするのがなかなかうまく行かないのです。あと、実際のスプリングのように伸ばしてひっかけようとするとそのまま伸びるので、フック部分は穴に通して瞬間で固定できるような形状にします。取り付けもピンセットを使ってもポロポロ落ちるのでかなり集中力が必要です(笑)。取り付け終わったら黒く塗ります。


カウルの磨き出し作業です。スーパークリアーUVカットを3〜4回吹き、乾燥に1週間かけて1200〜1500番のペーパーでデカールの段差を消し、もう一度クリアを吹いて再び一週間乾燥させてにコンパウンド荒め、細めの順で磨いていきます。今回クリアーの乾燥はきっちり1週間待ち、以前より艶を出すことに気を使ってみました。


フロント回りはカウルをつけてからじゃないと取り付け出来ないので、チャンバー、メーター、ステアリングダンパーを先に車体に取り付けておきます。
フロントタイヤ、フェンダー、フロントフォークまで組んでおき、フロントカウルを固定したらステアリングダンパー、ハンドルステーの向きに注意しながら下からフロントフォークを差し込み、トップブリッジ裏の四角い穴に接着剤を塗り(塗り忘れると固定できません)、キットのとおりネジで固定します。最後にハンドルバー、ブレーキホースのチューブをつけます。細部は違うかも知れませんが、同じ2002年NSR500の大ちゃん号の資料を参考に、カウルからのぞく補記類もなるべく再現してあります。

あと少しで完成なのでラストスパート頑張ります〜

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