ハセガワ 1/12 NSR500 ’89 作製記 その3

毎日のようにコツコツ進めてますハセガワのNSR500ですが未だカタチにならず、でも焦りは禁物、エッチングパーツなど細かい作業を進めていきます。まずはフロントディスクブレーキのエッチングをなんとかしましょう。

キットのブレーキディスクに説明書の指示どおりに穴を開け、カッターで切り抜いてエッチングにはまるように加工。丸棒ヤスリなどで地道にパーツのすり合わせを行います。結構大変ですががんばるしかないです。


ベンチレィテッドディスクは接着面をペーパーがけして瞬間で接着、位置がぴったり決まるように爪楊枝2本をクリップにはさんで位置決めしました。


エッチングの接着が完全に乾く間にビス、リベット類を塗装。ナット関係はそれぞれ色が違うのでパーツ番号を書かずに済みました。


再びフロントディスク。リューターに治具をくわえて、太さはビニールテープで調整してディスクを取り付け、600番のペーパーでパッドが擦れた感じを表現します。


フローティングピンのパーツは塗装後にタミヤクラフトボンドで接着、ピンの穴の位置をあわせるには爪楊枝だとパーツが非常に薄いので持っていかれてしまうので、コンパスの針で合わせました。ボンドが乾いたらはみ出したボンドを爪楊枝などで取り除き、最後にフローティングピンを塗装しました。



ブレーキホース、プラグコードのスパイラルチューブもなんとかしたかったので作ってみます。半透明の熱圧縮チューブを手で引っ張ってのばし、0.3mmの真鍮線に被せて転がしながらカッターで跡をつけます。切るのではなく、跡をつける感じで。ネットでこの方法で自作された方のやり方を参考にさせて頂きました。はじめはキットのチューブに被せようとしましたが全体が太くなってしまう、半透明チューブの太さの調節が難しいので模型屋さんから頂いた極細のコードを芯にする感じで被せます。


プラグコードは青なのでリジェJS11で使った自作フレンチブルーを極細コードに塗装、チューブを被せてしまうので剥がれの心配は要りません。エンジン、リアサス関係を組んで、瞬間でコードを接着しました。スパイラルチューブ初挑戦でさらに手間暇かけたのでまだまだバイクのカタチになってませんが、ここまできたらじっくりと、悔いが残らないように進めていきたいと思います。

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