タミヤ&Design UTA 1/12 NSR500 ’88 作製記 その3

作って頂いたデカールを貼り終えてデカールの段差消しを終え、最後のクリアを吹いたら一週間くらい待つので、その間にほとんど手をつけて無かった車体関係を進めます。

チャンバーはまずライトガンメタルを吹いたあとに黒鉄色で濃淡をつけますが、だいたい濃淡をつけたところで独特の熔接跡を表現するためにエアブラシを至近距離で吹いてわざと滲んだようにします。ちょっとわかりづらいですが、それっぽく出来た?仕上げにクリアブルーで焼けた感じにします。


資料を見ながらフロントまわりを塗装。ホイールの回転方向のマーク、小さいHRCはNSR250のデカールが余っていたので貼りました。フロントフォークをここまで組んでしまうとホイールにディスクを接着した状態では組めないので、ホイールをフロントフォークに入れておいてから隙間からディスクを差し込んで、最後にネジ止めしました。


スクリーンはてきとーヒートプレス。型はキットのスクリーンにホームセンターで購入したエポキシパテを盛り、透明の容器をガスコンロで炙って押し付けて作りました。意外とうまくいって2回目で成功、カウルにエナメル線で仮止めしてデカールを貼ります。Rothmansの文字は一文字づつ切り離し、カウルの曲線にあわせました。そうそう、日の丸と八代さんのニックネームの「HACHI」がなんだか好きでした。


そして車体が完成。ラジエーターは原田NSRを作製した時に余ったロッシNSRから流用します。先に車体に付けるとカウルが取り付け出来ないのでカウルを取り付けるときにカウル内側に接着します。


前回のローソンNSRから始めたブレーキホースのスパイラルチューブを再現します。フツーにチューブ取り付けるより倍の時間はかかるものの、やっておけば雰囲気がかなり違います。


最後のクリア乾燥後にコンパウンドで磨いたカウルにスクリーンを取り付けます。伸ばしランナーを内側から差し込み、太くなる根本付近まで差したらカットします。実際はスクリーン固定ビスは7か所ですが、前一か所と後端左右一か所つづで大丈夫でしょう。スクリーンはクリアを吹きましたがちょっと梨肌になってしまいました。磨き出さないので水性クリアでもよかったかな?次回、完成画像です。

もどる