タミヤ&Design UTA 1/12 NSR500 ’88 作製記 その2

しばらく更新してませんでしたが、いろいろ失敗したりしてようやく立て直したところです。前回のカウルに白を吹いた続きからです。

前回のハセガワNSRのように青とゼッケン下地を塗り分けます。赤/金のデカールと出来るだけピッタリ合うように、デカールのコピーを切り抜いて、位置を確認しながらマスキングします。資料をよく見ながら塗り分け位置を確認します。


マスキングが終わったら青を塗装。前回のロスマンズブルーは自分のイメージ重視で色を混ぜたら若干明るくなってしまったので、今回は暗めにしようと思いましたが調色するのも難しいので、いつもの模型屋さんでみつけたガイアのウイリアムブルーを使ってみました。う〜ん、若干鮮やかな気がしますがこれもアリというか、年代によって違うけど、小さい頃から思っていたロスマンズブルーのイメージが変わりつつあるような?ゼッケン下地は黄色に赤をほんの少し混ぜて塗装しました。黄色の黒枠はシートカウルはデカールの切り抜きを使いますが、フロントはマスキングして塗り分けました。


塗装が乾いたらデカール貼り。順調に貼れたと思ったら、何故か黒文字のデカールだけ色が剥がれやすく、綿棒で押さえて密着させているうちに傷だらけになってしまいました。タッチアップでなんとかなると思って貼り続けましたが剥がれる一方で、あきらめていつもの模型屋さんにデカールのデータを持っていって作って頂く事になりました。ちなみにゼッケン9は八代俊二さんのマシンです。86年にモリワキカラーのNSRで世界GPにデビューしていきなり7位、その記事を雑誌で見て一気にファンになり、その後ロスマンズホンダで世界GPを戦いましたがめっちゃカッコ良かったのを覚えています。ゼッケン9を付けた1988年は不調に終わってしまいましたが、やはりロスマンズが似合っていて応援してました。


デカールを作って頂いている間に車体を進めます。リア周りを組んだらエンジンとスイングアームを挟み込んでフレームを接着します。スイングアームやフレームの接着部分に真鍮線を埋め込んで、がっちり接着できるようにしました。



すでにエポキシパテで改造したチャンバーですが、いろいろ資料を探しているうちにシートカウル側のチャンバー後方がクロスしていることが判明、カウル被せちゃうんでやらんでも良いのですが、やはり気になって再びチャンバーを切断、クロスするように改造します。針金で芯を作り、角度が決まったらエポキシパテを盛って整形します。


お待ちかねのデカールが完成、初めに作ってもらったデカールが一部印刷の状態が良くなかったようで、もう一枚作って頂くことになり、スペアにもなるので安心して貼ることができました。印刷したデカールなのでクリアを軽く吹いてから貼ったほうが良いでしょう。デカール貼りもなんとか完了、完成にもっていけそうです。


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