TAMIYA1/12 REPSOL Honda NSR500 '99作成記 その3

カウルの塗装が乾いたらデカールを貼り、デカールが乾燥する間に車体を進めます。デカールがこれまた苦戦して、曲面の多いカウルなので位置決めが難しく、大した曲面でもないのにシワが出来たりで、画像を撮る余裕がありませんでした。

シートパッドは0.3ミリプラバンを4枚くらいキットのものに重ね、整形します。実際の形状は、まさに長方形ですが、カッコよく作ります。そういえばまだ誰仕様だか書いてませんでしたが、99年シーズンは3勝をあげてランキング3位を獲得した岡田選手のマシンにしたいと思います。オランダではポールtoウィン、チェコ、オーストラリアでトップ争いの末、優勝したときはテレビの前でひとり盛り上がってましたね〜。シートパッドはジャーマングレーで塗装しました。


サイレンサーはシルバーで塗ったあとに出口のところを自作クリアーブラウンを薄く塗ります。デカールを貼りますが、下側サイレンサーの「ARROW」のステッカーは資料でよく見た位置に貼ります。(時々、説明書の位置に貼ってあるレースもあるみたいですね。)


デカールの乾燥に3日くらい待ち、貼ったときのノリの跡などをキレイにしてMr.スーパークリアUVカットを吹きます。今回は本格的に磨き出しに挑戦するので、デカールを傷めないための砂吹きのあと、4回くらい厚めに吹きました。


クリアーを吹いて3日ほど待ち、カウルの状態をみます。アッパーカウルのレプソルのマークを見ると、デカールを貼ったときは気付かなかった気泡が出来ていました。


拡大画像です。そういや、デカールを貼る前にクリアを吹いて表面を整えた方が、デカールが密着しやすく良い、というのを聞いたような・・・
磨き出し作業でなんとか修正できるかどうか?


そして、恐る恐る磨き出し作業に突入(笑)。始めはデカールを削らないようにと1500番のペーパーやすりで慎重に削りましたが、クリアが思ったより固く、1200番に変えて削りました。力を入れすぎないように丁寧に削っていけば、デカールを削ることなく、段差が消えていくのが分かります。気泡が出来たところもうまく消えました。


だんだん楽しくなってきました(笑)お次はフロントフェンダー。


タンク、アンダーカウル、シートカウルと磨いていきます。アンダーカウルはデカール二枚重ねの部分があって段差を消すのに苦労しましたが、それでも削りすぎてデカールが・・・ということはありませんでした。


デカールの段差が消えたら、1200番くらいのスポンジやすりで全体を均一にします。このあと仕上げのクリアーを吹きます。さらに乾燥後、タミヤコンパウンド細めで磨き艶を出します。

磨き出しの方法は、モデルグラフィックスのロータス79特集の製作記がすごく役に立ちました。

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