TAMIYA1/12 AJINOMOTO HONDA NSR250 '90 作成記

その2

キットはカウルを白く塗ってデカールを貼ればテラカラーを再現できますが、タンク、フロントフェンダーはデカールが貼りづらそうなので塗装します。ついでにゼッケンの下地のグリーンも塗装します。その前にテラカラーのあの鮮やかな青をどうするか・・・タミヤの缶スプレーのブルーはF1のティレルな感じの色だし、ブリリアントブルーは明るすぎ。そこでMr.カラーのブルー、コバルトブルー、インディブルーをとりあえず買って、その中から選んでエアブラシで吹くことにしました。

左からコバルトブルー、ブルー、インディブルーをデカールと比較。インディブルーは思ったより明るく、例えるとモリワキカラーの青に近い感じ?コバルトブルーも良さそうですが若干明るい感じがします。5番のブルーがテラカラーの青のイメージに近いので、これで塗ってみます。


まずはゼッケンの下地のグリーンから。デカールのコピーを台紙にしてマスキングテープを切ります。マスキングテープを切り出す場合は、カッターでしっかりと切り、なおかつ台紙を切り過ぎないように。しっかり切らないと断面が毛羽立ってしまいます。切り出したテープがピラピラして苦戦しますがとにかく丁寧に。


テールカウルのラインと微妙にずれる部分を気にしながら貼ります。固定ボルトのあたりは後で筆でタッチアップするでマスキングゾルを塗ります。motoGPのマシンと比べるとカウルも小さく、マスキングも難しいし、デカールでもキレイに出来たのでは?と思いましたがせっかくなので・・・


色はタミヤのレーシンググリーンの缶スプレーです。塗る部分が小さいので缶スプレーは難しいです。注意書きのとおり20cm前後離してうすめに2〜3回吹きました。マスキングテープをはがした後は段差をスポンジやすりで削り、タッチアップしたり、削ったりして修正します。一回でうまく仕上げるのは困難です・・・アッパーカウルのゼッケン下地も塗装。デカールのグリーンが明るい感じがしたので、イメージと近い感じで塗れました。


数日後にブルーをエアブラシで吹きます。缶スプレーとは逆に、結構接近して吹かないとダメみたいです。エアブラシは面倒な気がしていましたが、使ってみると細かいところもしっかり塗れるし、かえって缶スプレーのほうが難しい気がしてきました。いろいろやってみないと分からないですね。画像だと明るめに見えますが、イメージしたブルーにぴったりでした。

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