TAMIYA1/12 AJINOMOTO HONDA NSR250 '90 作成記

その1

次はなにを作ろうかいろいろ悩み、タミヤ1/12味の素ホンダNSR250にしようと思いましたが、カウルは白く塗った後に青のデカールを貼るので(タンク、フロントフェンダーまでデカール)、デカールは苦戦しそうだし、塗装するにしてもあの鮮やかな青はどうするか・・・悩んでいるより買えばなんとかなる、と買いました。

まずはカウルから作業します。タンク、シートカウルは二つのパーツを合わせて継ぎ目を消します。カウルのパーツ点数も少なくて楽に感じます。

ちょっと苦戦したのがスクリーン一体のクリアパーツのアッパーカウル。ゼッケンのあたりにパーティングラインがかなりくっきり出来ていたので、スクリーンをマスキングしてペーパー、カッターで削りますがまだ段差があり、タミヤパテを盛り段差をなくしました。アウトレットの後方も金型の関係か、平らではなかったのでペーパーで削り平らにします。アンダーカウルもクリアパーツなので、サーフェイサーをふいて確認しながら作業します。整形が終わったら1500番のペーパーで滑らかにし、タミヤのピュアホワイトを吹きます。


塗装が乾く間に車体を。キット自体はかなり古いので、若干パーツがあわせづらい箇所もありますが、ちょっと削れば大丈夫です。エンジンを作るのはいつも楽しいですね〜。


チャンバーはガンメタルのスプレーを吹いたあと、RC211Vを作ったときの余った色(チタンシルバー+メタリックグレイ?)を膨らんだ部分にブラシで吹き、最後にクリアーブルーを吹いて終わり。余った色が良い効果を出し、なかなか雰囲気が出ました。

ネットで資料ないかな〜といろいろ探していたら、89年の白銀のテラカラーで激走する清水選手の画像を発見。当時、テラカラーがあまりにもカッコよくて、タミヤのRCバギーをテラカラーで塗ってみたり、京商のNSR500のラジコンを無理やり白銀のテラカラーにしてみたり、とにかくテラカラーにハマってました。

そういえば、87年頃、当時中学のときにフジテレビ主催のバイクとか無関係なイベントで味の素のブースがあって、「AJINOMOTO TERRA RACING」と書いてある鮮やかな青の帽子があったので、親にお願いして買ってもらいましたが、その時、店のにーちゃんが話しかけてきたので、レースの話でもするのかと思ったら、不思議そうに「それなにがいいの?バイク?」と聞かれ、自信なさげに「バイクです・・・」と答えた記憶があります。(なぜか店のにーちゃんの顔も凄く良く覚えています)まぁとにかく、テラカラーにハマっていたのを思い出し、89年の白銀のテラカラーで激走する清水選手をみて、白銀NSR250を作るためもう一台買っちゃいました。

細部はちょこっと違うらしいのですが、89年型に似せる感じで作ってみたいと思います。


90年型は車体も細かい所を残してほぼ完成です。


フロント&リアのブレーキローターは0.6ミリのピンバイスで穴あけしました。時間もかかりますが、気が向いたときに少しづつ、飽きたら他の作業を(笑)穴あけしたあとのバリは荒めのスポンジやすりでなでるようにして削りました。フロントフォークのインナーはステンレステープを貼ります。フロントフェンダーは後から乗せるだけにします。


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