タミヤ 1/12 NS500&レーシングライダー 作製記 その2

ライダーのほうはポーズ変えた箇所にパテ盛って乾燥中なのでその間にカウルを作成。前回の’83NSでも苦労しましたが削ったりパテ盛ったりサフ吹いたりして形を整えます。そして、今回マモラ車の資料を見ていて新事実を発見。

アッパーカウルの両サイドが他のNSにはない形になっています。’84型でもわずかに形状は違いますが、マモラ車のみ独特の形状になっているようです。こだわりとして資料をよく見ながらカットしてみました。


サーフェイサーが乾燥したら基本どおりに白、黄、青の順に塗装します。クールホワイトが乾燥したら黄色は’84NSRの時より若干赤を多めに混ぜて塗装。資料みてたらマモラ車だけ黄色の色が濃いような?黄色が乾いたら青をクレオスの5番ブルー、47番クリアーレッド、328番ブルーをデカールのインスト通りの比率で混ぜて塗装します。しかし青が若干はみ出てしまい、修正する際に白はまだ良いものの黄色に侵食した部分の修正が面倒なことなってしまいまいした。前回のNSではマスキングのしやすさから青の後に黄色を塗装したんですが、修正する事を考えると黄色を最後にすりゃ良かったです。


そんなこんなで苦労しつつカウルの塗装を終え、乾燥中にシャーシを。手抜きと言って良いくらいの組み方で完成後見えないチャンバー裏側もそのまんま、カウル取り付け後に見えるアクセルワイヤー、自作ステアリングダンパーなどに労力を注いでいます。


さらに外観にこだわり、スクリーンをヒートプレスで作ります。簡単な形状なのでバキューム装置の必要はないと判断、キットの白成形のほうのスクリーンをベースに、ホームセンターで買ってきた木材で土台を作って、大量に余っていたセメダイン製エポキシパテで貼りつけて作成します。


ガスコンロを引っ張りだしてきて、弱火でじわじわ炙って塩ビ板を一気に押し付けます。塩ビ板は行きつけの模型屋さんからいただいた塗料のビンが入っていたケースを使用します。ヒートプレスのやり方も教えてもらいましたが、なんの知識もなくプラバンでやろうと思っていたら、プラバンだと縮んてしまい良くないことを初めて知りました。とりあえず2〜3個作って形の良いものを選び、少し大きめに切り出してカウルに合わせてさらに加工します。


デカール貼り〜段差消し〜磨き出しが終わったカウルに、てきとーヒートプレスで作ったスクリーンを取り付け、とりあえず車体が完成!


スクリーンが取り付け出来るように、カウル内側を段付き加工し、タミヤのクラフトボンドで接着しました。意外と上手く仕上がったので満足です。調色した青はホントにこれで良いのか?と思っていたらクリアー塗装するとまた違った色に見える感じです。あとはライダー人形に集中して、作製を進めたいと思います。

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