タミヤ 1/12 NS500&レーシングライダー 作製記 その1

いよいよNS500の84年型を作製、と言いたいところですがまた予定変更です。理由は昨年NSR500’84が発売後に再販されたライダーフィギュア3種。フィギィアのキットにはデカールは付属しませんが、原版をパソコンでなんとかして行きつけの模型屋さんの協力を得てデカール作って、NSR500にライダーを乗せてマモラ乗りが再現出来ないかと考えた訳です。するとタミヤさんから84年型NS500が発売、こっちは予想していた方も多いと思いますが、NS500でマモラ乗りでも良いかなーと考えていたら、85年のNS500ロスマンズ仕様のライダー分も含めたデカールが社外品で発売されるとは!当時、タミヤから発売された「NS500とレーシングライダー」で一度マモラ乗りを再現しようとして収拾つかなくなって失敗、再チャレンジという事で今度こそ完成させます!(結局今回もキット通りに組まない事に・・・)

資料もばっちりでホンダ時代のマモラ乗りも色んな角度から捉えられています。しかしこの本、田舎の本屋に置いて無くて、発売されいたことも知らず、手に入れたのは2年くらい前でした。


とりあえずレーシングライダーを乗せられるところまで仮組してみまうす。マモラ乗りは極端な前乗りになるのでフロントフォークが結構沈みます。単純にフロントフォークを切断し、シャフト部分を差し込めるようにアウターに穴あけします。


通常のキットと比較しながらフロントの車高を下げていきます。


レーシングライダーを乗せます。ヘルメットはストレートランライダーのものから使用します。以前作った時の記憶を頼りに、左足、右腕の角度を調節、右脚はかなり位置が変わるので2か所ほど切り離して位置決めしないと行けません。今度こそリアルなマモラ乗りにしたいので、納得いくまで修正します。下半身はだいたい決まった感じですが、頭と右腕の位置がうまく決まらない・・・何故か考えてみたらレーシングライダーはもともとYZR500(’80)でハングオンするケニー・ロバーツがモデルになっているはず。ケニーのフォームだと腰は大きくずらしますが、頭はバイクの中央に残す感じ。なのでどうしても頭の位置が外にずれないようです。



それなら胴体もストレートランライダーから使おう!と取りあえずつけてみたら、近年のmotoGPのライダーのようなヒジまで擦りそうなフォーム、2013年チャンプのマルケスのようなフォームになってしまいました!


上体を少し起こす感じで接着したら、だいぶマモラっぽくなってきました。


両手はグローブのあたりから切り離して差し込み式にし、右足もブーツのあたりから切ってこっちも差し込めるようにします。手足の角度を変えたい部分はカッターのこで切り込みを入れ、ライターであぶって角度を変えます。フォームが決まったら切り込みを入れた場所をひたすらプラ材やパテで埋めていきます。すでに大がかりな作業ですが、85年のNS&マモラは結構思い出深くて、たしか世界GPの映像を初めてテレビで見たのが1985年で、しかもマモラが車載カメラをつけていてその映像に驚いた人も多いと思います(転倒シーンまであったし・・・)。昔話をすると尽きないのですが完成めざして頑張ります。


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