タミヤ 1/12 Honda NS500 ’84 作製記 その4

84年型発売からだいぶ経ちましたが、今回は83年のフレディ・スペンサー仕様で完成です。

スイングアーム側面の穴がないので後半戦使用というか、「RACERS Vol.1」のサンマリノGPの写真の仕様のつもりで作りました。


ブルーが多めに塗られたトリコロールもなかなかいいですね〜ゼッケンベースの黄色の配置といい、かなりカッコいいです。


思わず83年型にしてしまった理由、シートカウルから覗く独特の形状のサイレンサーと、シートカウルのカラーリングですかね。ホンダはカラーリングのセンスが非常に好みです。あと、映画「プライド・ワン」をみて「おぉ、タミヤのプラモの実車が走ってる!」と単純に感激した思い出もあります。


こうしてみると、新金型のフューエルタンクが低くなったのでしょうか、その関係でスクリーンが立ち上がって見えるような。ステダンはやっぱ目立つので追加して正解でした。


最近のバイクキットで付属することが多くなった透明チューブの余りを使って黒チューブと入れ替えてあります。アクセルワイヤーのアジャストも針金で再現しましたが、途中位置関係が合わず付け直したりしたので仕上げがイマイチになってしまいました。


今回もカウルの磨き出しを頑張りました。1200番のペーパーでデカールの段差を消し、2000番のペーパーで表面を均一にしてから最後のクリアを吹き、さらに2000番ペーパー、タミヤの精密研磨フィルムでこすってセラミックコンパウンドで仕上げました。クリアをエアブラシで吹いたのと、ペーパーで磨く際に消しゴムに巻いて磨いたことで作業もやりやすくなりました。毎回手間がかかる作業ではありますが、レーシングマシンのカラーリングはとても鮮やかですし、磨いて仕上げたほうが1/12に凝縮された感じがするのでいつもピカピカに仕上げることを目指しています。99年ころのノリックのYZRのように、黒いところは半艶、というのもあるのでそうゆうのも再現してみたいですね。あ〜キットもう手に入らないか・・・
次も、NS500の予定です。


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