タミヤ 1/20 マクラーレンMP4/5B ホンダ 作製記 その2

順調に進んでいたMP4/5Bですが、開幕戦仕様にする細かい作業が残っていました。特にリア回りは小改造が必要です。


テールランプは前年のMP4/5のような形状なので、GP Car Story Vol21など、その他の資料を参考に作りました。大体の形を作って塗装でらしくしただけですが、これ、バットマンディフューザーに隠れてあんまり見えません。


さらにリアウイング下側に小さなステーがあるので、0.5mmプラバンから切り出して作りました。


しかーし、これもリアウイングを雰囲気だけで改造してしまったので、いざ取り付けしたら溝加工した部分がほとんど見えません。ホントは追加ウイングをもう少し小さくして、下側ウイングの角度をもう少し立てればステーがうまく付いたかも?


そしてまたまた予定外の作業、GP Car Story Vol21を読んでいたらマクラーレンのマルボロカラーににセナの黄色いヘルメットってカッコよかったなーと昔の思い出に浸っていたら、急遽ドライバー人形を乗せてみたくなりました。ドライバー人形はタミヤのF1キットの余ったものから改造、すでにコックピットを作ってしまったので、後からドライバー人形を乗せられるようにステアリングと腕は接着せずはめ込み式に、シートとの隙間が目立たないように背中、シートベルト後方にパテを盛りました。肩ベルトも形状を変えます。デカールはいつもの模型屋さんで発見したドライバー人形用まであるオプションデカール(これがあったからドライバー作りたくなってしまった)を使用します。ワッペンのシートベルトで隠れてしまう部分はデカールを切り刻んで貼ります。お腹のNACIONALは貼りきれず諦めました・・・


ヘルメットはモデルファクトリーHIROのブラバムBT52Bについていたドライバー人形から。これってセナがテスト走行か何かで乗った時を再現できる仕様ですが、1990年開幕戦仕様に改造します。開口部をパテを盛って狭くし、タブデザインのデカールで仕上げます。顔はセナさんの場合は鋭い眼光というよりは、なにかをイメージしているかのような感じにしたかったけど日本人のような顔つきになってしまいました。ちなみに1990年あたりからホンダ繋がりでレオスのヘルメットのはずなんですが、開幕戦はヘルメット内装が白いので違うのか、正確な資料がなくてよくワカランです。シールドはヘルメットの曲線に近い曲がりの透明の容器から加工して使う予定です。


シャーシも完成、ドライバーも無事に乗って、カウルを被せますが、カウルが浮き上がらないようにカウルとアンダーパネルをつなぐ突起を洋白線で長めに作り直しました。ノーズコーンとモノコック先端にも突起を作りましたが、逆に取り付けがきつくなってしまい削りとりました。あと残念ながらエンジン上のエアボックスをつけるとカウルが閉まらなくなってしまうので外す羽目に(クラフトボンド接着だったので剥がせた)・・・次回は完成画像です。


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