TAMIYA 1/20 LOTUS 99T Honda 作成記 その6
実車ではアクティブサスペンションの作動関係の空気抵抗を測定するピトー管がついていますが、コレを再現するために真鍮線だけ通販で買わなきゃ・・・と思っていたら、会社の近くの模型屋さん(おもちゃ屋さん?)にちょこっと寄ってみたら真鍮線、太さも豊富に置いてありました!なるべく細く再現したいので、0.3mmを購入して早速作ってみます。

太くなる部分は余ったウレタンチューブを輪切りにして差込み、十字の部分は間隔をあけて真鍮線を瞬間で接着すれば、継ぎ目もあまり目立ちません。チューブのほうが加工も楽ですし。気持ち長めにつくり、0.3mmプラバンでステーを作って車体に接着します。


タイヤ固定ネジを皿ネジに変えて(ホイールの穴も皿ネジ用に加工しておきます)、ホイールナットのパーツを接着します。パーツはあまり綺麗に作れなかったけど、つけてみると効果は絶大です。色は黒ですが、当時F1ブームの頃「左は赤で右は青、マニアなら当然知っている!」みたいな事が言われていて自分も半分信じていましたが、実際はチームによって違ったようで、詳しいことは今回買ったモデルグラフィック誌にも書かれています。


気軽に組むつもりが気長に組んでいくことになってしまい、ようやく完成〜。


カウル、ウイングの艶には気を使いました。そういえば何GP仕様なのか書きませんでしたが、モデルグラフィックの記事を読むとリニューアル版キットをそのまま組むとイギリスGP仕様に極めて近く、カスタマーサービスでデカールを取り寄せたときもラベルに「ロータス99T ブリティッシュGP」と書いてありました。はじめはキャメルのデカールを使い、大型の翼端板も使いたいので「フランスGP仕様に近い仕様」で行こうと思いましたが、「RACING SERVICE」の文字がうるさく感じたので(昔はカッコよく見えたけど・・・)そのデカールを除いた、実際には無い仕様になってます。模型なので自分の好みで組むのも良いですよね?


リアビュー。やはり直立したようなリアウイングがこの頃のF1マシンの特徴で、まさに「空気抵抗が増えても、ターボのパワーで押し切る」感じが伝わってきます。


ピトー管は少し長めにしたほうが雰囲気的に良くなりました。


「そうね〜今度はドライビングポジションがすごくいいよ!」と言ってるはずが無いですが、シートをパテ盛りして隙間がなくなり、ヘッドレスト、ドライバーの位置も違和感なく収まりました。車載カメラも資料が少なかったけどらしく見えるでしょうか?ロータスに乗る中嶋悟を見ているとF1に熱狂していた頃を思い出しますね〜当時のF1中継を思い出して頭のなかで「TRUTH」が流れてしまいます。中嶋といえば全日本F2などの青白のエプソンカラーのイメージがありますが、F1ではがらり変わってキャメルイエローのイメージが強いですね。(しかしティレルに移籍して再び青白の中嶋がまさか見れるとは!)

しかし、この頃のF1マシンのカッコよいこと。また何かタミヤさんから再販して欲しいですね〜
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