TAMIYA 1/20 LOTUS 99T Honda 作成記 その5
気軽に組むつもりだったんですが、いろいろ懲りたくなって意外と長びいてしまいました。そろそろ完成させたいところですので、小物関係いきましょー。


キットの車載カメラはステーを真鍮線で、細部も再現します。前側のアンテナは接着部分を残して伸ばしランナーで作り直し、先端の丸まったところは瞬間を盛って乾かして、を何回か繰り返して再現しました。


ヘルメットの続き。顔はそれらしく見えるように、面相筆で書き込みやすいように塗料を薄めにして塗りました。ヘルメットのフチなども塗装してからデカールを張りましたが、手でぺたぺた触っていたら黒の塗装が剥がれ、表面を汚してしまったので残念ながら塗りなおしに!幸い顔の部分は大丈夫だったので顔をマスキングして白を塗装、デカールを貼り(これもかなり難しい・・・)赤でタッチアップ後アクリルクリアーをエアブラシで吹き、最後にフチを黒く塗装しました。作業する順番もよく考えないといけませんが、このあと同じ失敗をする羽目に・・・


胴体、腕はサーフェイサーを吹いた後、フラットイエローにフラットレッドをほんの少し(本当にほんの少し!じゃないとオレンジっぽく見えます)混ぜて、2回ほど筆で重ね塗りすると綺麗に色がでます。ワッペンなどをらしく塗装後、腕を接着する際に位置がなかなか決まらずあれこれやってたらまた塗装がはがれてしまい、今度は黄色と青が混ざって悲惨な状態に・・・こちらも塗りなおしすることになり再びシンナーに浸かってもらいました。
シートベルトなど塗装がしづらくなりますが、今度は腕を先に接着して位置を決めてから塗装しました。ヘルメットもバイザーをセロハンテープで再現し、やっとドライバー人形完成!


今回、資料を見ていて初めて気がつきましたが、グローブの拳のところの白く「T」字になっているのは右手だけなんですね〜おそらくシフトレバーを操作する際、モノコック内側に拳が当たってしまうためだと思います。車載カメラでもほとんど右手しか写らないので、当時はまったく気付かず左右同じだと思ってました。


今(?)、モデラーの間で話題の、「おゆまる」を使って複製に挑戦します。この頃のタミヤのF1のキットはタイヤの取り付けに2ミリのネジを使いますが、プラス頭なので完成後気になるといえば気になります。モデグラ誌ではプラバンをポンチで切り抜いたパーツを接着して再現してしましたが、4個作るのでなにか便利な方法はないかと結構長いこと悩みましたが思いつかず、偶然「おゆまる」で複製のやり方を見つけたので購入しました。しかし、100円ショップなどて手に入ると言うので探してみましたが田舎なので見つからず、探すのが面倒になって送料、手数料がかかりますが通販で買いました・・・「おゆまる」が届いたので、2ミリの皿ネジをアルミ板に接着した型を作ります。


「おゆまる」を80℃のお湯に2分くらいつけて、やわらかくなったら型に押し付けます。すぐに「おゆまる」が固まるので、チューブ入りのホワイトパテを押し付け、一晩待って剥がし、バリを落とせばテーパー型のパーツの出来上がり。


六角ナットの部分はウェーブ製のリベットで、またまたモデグラ誌を参考にしました。さらに複製出来ないかと、リベットを接着したものを複製してみましたが、ナット中央の突起までうまくパテが押し込めなかったので、何度かやりなおしたけど諦め、画像の状態で使用します。

完成まであと少しですが、フロントサスの横のピトー管を再現するための真鍮線を買ってなかった!また通販で買わなきゃ・・・

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