TAMIYA 1/20 LOTUS 99T Honda 作成記 その3
カウルの下地塗装をしたところでドライバー人形を進めてみます。やはり前回作ったときに仕上げがイマイチだったので、再利用というか、ウン十年前に作ったパーツを塗装を落として塗りなおしてみようと思います。ヘルメットの形状もちょっと手を加えれば良さそうですし。パーツが浸かる程度のビンを用意し、Mr.カラーうすめ液などのラッカー系うすめ液に浸けておけば塗装が落とせます。細かい箇所は歯ブラシを使えばさらに落ちます。

ちょっと塗装が残ってしまいましたが大体落とせました。ヘルメットの成型色は黄色でした。



リニューアルされたキットに追加されたヘルメットのパーツと比較してみます。塗装を落としたほうはすこし小さめで、デカールがうまく貼れるか、という問題もあります。でも開口部があまり広くなく、小改造でアライヘルメットみたく出来そうです。


カウルに戻って、キャメルイエローを塗装します。塗りにくいところから塗装しますが、うまく重ね塗りしていかないとキャメルイエローっぽくならなくて結構難しいです。缶スプレーのまま塗装しましたが塗料がぎりぎり足りた感じで、あとから思えばエアブラシで塗装したほうが効率よく塗装できたかもしれないですね。


次にモノコックを組んでいきます。リベットはリニューアル版キットはデカールで表現できるので、貼りやすいように突起を少し削ってデカールをマークフィットで定着させようとしましたがうまくいかず断念、リベット部分を爪楊枝でちょんちょん塗り、リベット中央を黒でまた爪楊枝でちょんと塗りましたが、なんかガタガタ・・・


納得いかないのでバラして塗りなおします(サスアームが接着剤不要なのと、黄色い側面のところはタミヤセメントで接着したのでバラせました)。リベットをほぼ平らに削り、かすかにリベット後が見えるくらいにペーパーをあて、セミグロスブラックを再度塗ります。カーボンデカールはこれだけの面積を貼る自信がないのと、セミグロ黒でもいいかな、と思ったので・・・


リベットのデカール貼りは一度失敗しているのでカスタマーサービスで取り寄せ、再度貼ります。マスキングしたところは、エナメルの黒を既に塗ってしまったためです。


別途購入したキャメルのデカールを貼り、最後につや消しクリアーでコーティングしました。モデグラ誌ではリベットを一個つづ作成して貼り付けて再現する、という気合の入れようですが、デカールでもうまく仕上げれば雰囲気は出せると思います。

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