タミヤ 1/20 ロータス102D 作製記 その2

キットのほうはとっくに完成しておりまして、ただ単に更新している時間が無かったので、ぱぱっと作製記、完成画像をアップします。
このキットはタイヤにロゴがプリント済みで、しっかりとホイールにはまった状態でパッケージされていますが、ホイールの塗装指示があるのでホイールを外そうとしたら抜ける様子がまったくありません(年数経過のせい?)。デカール貼ってクリアコートもしたいので、セミグロ黒の塗装は無視してデカール貼り、クリアコートします。念のためプリントされたロゴにマスキングテープを貼らないようにホイールリムの大きさに合わせて型紙とマスキングテープを丸く切り抜き、デカール貼ったあとにクリアを吹きます。


ホイールのスポークにもデカールを貼るので、しっかりクリアコートしましょう。


そして順調に組み上げてあっという間にロータスF1マシンの姿に、社外デカールで残念だったのがメータパネルとコックピット内のデカールが用意されていなかった事。ひびだらけのキットのデカールから使うしかありません。テストの為使わないデカールにリキッドデカールフィルムを2回塗って水に浸けてやっと動いた、と思ったらやはりバラバラになってしまうので、本番は厚めに3回ほど塗って一日乾燥させ、水に浮かべて慎重に台紙から剥がし、もはやフィルム状態なのでデカールのりを使って辛うじて貼ることができました。乾燥したら水性クリアで最後にコーティングしときました。


キット購入から20年以上経ってしまいましたが、ついに完成しました、ロータス102Dです。


若干、濃い黄色がオレンジを混ぜすぎてしまいましたが、もともと派手なカラーリングなのでこれも良し?


いや〜しかし、やっぱこの頃のF1がどのマシンも非常にカッコよく見えますね。レーシングオンのF1最熱狂期読んでたら本当にそう思います。カラーリングもバランス良いし、スポンサーデカールもごちゃごちゃ貼ってないし、クルマそのものがシンプルイズベストだと思います。


ドライバーはジョニー・ハーバートを選びました。F3000の怪我から復帰してF1にステップアップしたので頑張ってほしいと思ってました。ドライバー人形はほぼキットのままですが、バイザーをヒートプレスで丸みを付けた適当な透明容器を切り抜いて接着、デカールを貼ったら結構リアルになりました。ヘッドレスト、ステアリングの赤は若干茶色を混ぜてるとリアルになる気が。アンテナは伸ばしランナーから加工、モノコック一番前は鋭角に曲がっていてアンテナではないようで、ピトー管のように見えます。


なんともシンプルなリアウイングとディフューザー。V8エンジならこれでちょうど良かったんでしょうか。


エンジンは資料が全くなく、エキパイの焼け具合は同じ年代のF1マシンを参考にエナメル塗装で仕上げました。エキパイ下は100円ショップで買ったアルミテープを貼りました。これもこの頃のF1マシンの定番ディテールアップですね。

次回もF1マシン作りたくなったので、この流れで作る事にしましたが、これが実は難キットでして・・・

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