TAMIYA1/20 リジェJS11 作製記 その3

キットはほぼ完成していたのにあと少しのところで、ある部分が良い方法が見つからず放置状態でした。えーっと、どっからの続きだっけ。


そう、マフラーの塗装がF1マシンでは毎回これだ、という方法が無く、メタリックグレイ塗って艶消し黒をブラシで吹いてました。今回も初めに濃いめのシルバー系で塗ったあとに悩みましたが、幸い焼けたマフラーがばっちり写ってる資料を発見。まず青く焼けた感じはフラットブルー、錆はレッドブラウン、最後にフラットブラックで焦げた感じに整えました。塗装は先端をライターで焦がしてバサバサにした筆で、擦る感じで表現しました。なかなか良い感じに仕上げる事が出来ましたが、完成後ほどんと見えず、ひっくり返さないと見れません。


最後のクリアが乾いたのでピカピカに磨きます。大体タミヤの精密研磨フィルムで磨きますが、クリアのざらつきが大きいところはコンパウンド粗目で磨きます。前回ニューマンポルシェで上手く磨けず悩んだ事もあってコツがつかめたような?最後はセラミックコンパウンドで仕上げます。


いよいよ車体を組みたて。エンジンとシャーシの接続は接着だけでは不安だったので、ちょうど良い穴があいているのでネジ止めにしました。サイドのプレートやウイングなど、接着するときは角度に十分注意しました。


ようやく完成しましたリジェJS11!自作フレンチブルーが予想以上に上手く塗装できてよかった〜


実車では塗装されていないと思われる前後ウイングですが、キットのメッキは剥がさず、デカールを貼った後にセミグロスクリアーを吹き若干輝きを控え目にしました。サイドポンツーンやバックミラーで使われるメッキパーツは輝きを生かし、傷つかないように取り付けました。


この奇妙な形のカウリングもなかなかですね。


ほとんど完成してたのに仕上がらなった理由は、エンジンのファンネルの金網でした。資料をみるとかなり網目が細かいのでなにか良い物はないかと探し回りましたが、結局100円ショップで見つけた茶こしの金網をカットしてタミヤクラフトボンドで接着しました。確かに目は荒いんですが装着してみると意外と雰囲気が出てこれでも良いかな、と思います。他にも自分的にはお気に入りのタミヤ製シートベルトも在庫が無いのか購入出来ず、シートはクラフトボンドで点付けしてあるので手に入れた際に追加しようと思います。


いや、結構いいスタイリングしてますね〜カラーリングもシンプルイズベストですわ!


ここのところ悩んでいた磨き出しですが今回はまずまずでしょうか。タイヤの文字はエナメル白で塗った後はみ出した箇所を削ったりしましたが綺麗に出来ず、一文字づつ丁寧に塗るのが良いらしいです。


せっかくなのでシャーシ裏側も撮影。エキパイ良い感じに仕上がりました。空気が流れる箇所がよくわかるので、作っていて楽しかったですね。
さて、次回作は、実はもう結構作製が進んでいまして・・・

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