FUJIMI 1/12 YAMAHA FZR750 TECH21 作成記 その2
車体がある程度進んだらカウルの塗装です。フィニッシャーズの塗料を使うのは初めてなのでネットで調べてみると、希釈は同じフィニッシャーズ製のピュアシンナーがおすすめで4倍が良いけどあとはお好みで、との事。ピュアシンナーを買ってなかったのでいつも使っているMr.カラー薄め液で4倍に薄めて、塗装してみました。


まずば21パープルから。4倍だと塗料もサラサラで良いのだろうかと思いつつ、数回塗り重ねていくうちに、あのテック21の懐かしいパープルになりました。しかし、うまく艶が出なかったので一日おいて、慣れている3倍が良いだろうと3倍薄めで再チャレンジしましたが、やっぱり4倍薄めが良かったです。この後塗装するジェネシスブルーに備え、ピュアシンナーのみ追加で購入しました。


ピュアシンナーも届いたのでカウルをマスキング。ツートンカラーなんでカンタンと思ったら、アンダーカウル下側は緩やかなラインなので、デカールのコピーを型紙にしてマスキングテープを切り出します。一応「TECH21」のコピーも貼って位置確認します。シートカウル、タンク上面のラインも単純そうですが慎重にマスキングしました。



今度はちゃんとピュアシンナーで4倍に希釈、数回重ねると綺麗に発色します。乾燥も早く、マスキングを剥がしてみると、なつかしのテック21カラーに急にテンションが上がってしまいます。



カウルの塗装が乾燥中なので細部を進めます。モデルグラフィックスを読んでいたらディティールUPも挑戦したくなり、マフラーのフック&スプリングを作ってみます。サイレンサー側の三角形のフックは空き缶を適当に四角く切り抜き、大きい方の穴を開けたらスプリングを通す穴をあけ、カッターで軽く切り取り線を入れてハサミで切り取ります。加工は薄いアルミなので楽ですが切りくずなどで怪我をしないように。何個か作って形状が良いものを切り抜き、軽く曲げておきます。


メーターとヘッドライトのクリアパーツはボンドウルトラ多用途クリアーで接着します。ライトのレンズは向きに注意、と説明書にありますが良く分からなかったのでWEBの資料で調べて接着。メーターのクリアパーツは小さ過ぎてあまり綺麗に接着出来なかったのが残念。


カウルの塗装が乾いたのでデカール貼り。「やっぱカッコ良いな〜」と何度つぶやいた事か。タンクのラインはちょっと細いかな、と思っていたらデカールがはみ出てしまいましたが修正せずこのまま行きます。シートカウルのゼッケンベースの窪みの部分は先に塗っておいたほうが楽だと思います。


フロントカウルのゼッケンベース、カウル上部の黒い部分はつや消し黒なので磨き出しが終わったあとに塗装する方法も考えましたが結局デカールで。結構デカールも貼りやすかったのでマークフィットでさらに密着させます。ヘッドライトカバーの部分はカバーをつけた状態でデカールを貼り、乾いたらカッターで慎重に切り込みを入れてヘッドライトカバーをはずします。今回最も難しく、慎重に作業した部分でした。


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