FUJIMI 1/12 YAMAHA FZR750 TECH21 作成記 その1
2019年の鈴鹿8時間耐久にて、テック21カラーが復刻カラーとして参戦する事になりました。ふと2012年に作製したフジミのFZR750を手に取ってみたら結構気合いを入れて作った跡があるので、作製記を再編集したいと思います。(読み返してたらえらく恥ずかしくなってきた事もあるので・・・)

2011年、フジミから発売されたFZR750は懐かしのテック21カラーで、初めて買ったバイク雑誌でケニー・ロバーツと平忠彦が組んで8耐参戦、と大きく記事が載っていた事を思い出します。子供心にきっと優勝だろうと思っていたら無念のエンジントラブル・・・昔を思い出しながら作ろうと思いつつ時間が過ぎてしまい、モデルグラフィックス2012年3月号で作製記と当時を思い出す記事を読んで、やっと作製を始めました。同時にカウルの塗料はフィニッシャーズのテック21専用カラーを購入、フジミのキットはおそらく初めてですが、とりあえず先に組める所から進めてみます。


フレーム、カウリングを仮組みしたら、アッパーカウルが開き気味で、アンダーカウルと合いません。フレーム側のステーを加工して幅を合わせます。


一見綺麗な表面のカウルですが、サーフェイサーを吹いて見るとヒケを発見。パーティングラインも見えてくるので削ります。


完成後はあまりカウルをはずしたりしませんが、アッパーとアンダーを脱着可能にします。位置が合いやすいように段つきの部分を延長、取り付け用のピンを伸ばしランナーで作りました。強度が心配なので、瞬間接着剤を流し込んでおきます。


エンジンもほぼ完成。オイルフィルターはシルバー筆塗りのあとクリアーブルー筆塗りしたらやっぱりムラが出て失敗、塗装を落としてエアブラシで塗装したほうが綺麗に仕上がります。クラッチの塗装もやり直しました。はじめに塗るシルバーを厚塗りしてしまったのが原因で、2回目は厚塗りしないように注意、クリアブルーを塗って赤は説明書ではクリアレッドですが通常のレッドで塗り、最後に軽くスミ入れしてあります。説明書の塗装の指示ではほとんどシルバーですが、オイルパンなど色が違うみたいなので資料を見ながら塗装します。ヘッドカバーのとこの半月状のパッキンの合わせ目は、簡単にパテ盛って形を整え黒く塗りました。


フレームの形状的にエンジンあとのせ不可なので、組みやすいように工夫します。フレームの間に挟むパーツをつけて仮組みし、右側のみに瞬間を流しこんで接着します。フレーム左側をはずすとこんな感じになります。フレーム裏側は特にパテ埋めせずそのままで進めます。


細かいパーツも塗装。悩みに悩んだフロントブレーキディスクローターはシルバー塗装後、内側をチタンシルバーにガンメタルを少々混ぜて塗装しました。前後ディスクローターとも穴があいており、加工せずに楽です。


エンジン、フレームも塗装が終わったので組んでみます。フレーム、スイングアームはタミヤスプレーカラーのシルバーリーフで塗装しました。そろそろほかのシルバー系を試してみたいところです。フレーム後方のタンクは、伸ばしランナーを貼り付け熱したドライバーで溶接痕をつけてみました。


さらに細かいパーツも塗装します。フロントフォークアウターも色を悩みましたがとりあえずメタリックグレイ。リアショックのスプリングは青?ブレーキキャリパー、リアショックのリザーブタンクなど資料を参考に塗装を進めます。

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