フジミ 1/20 ウイリアムズFW16 作製記 その2

何度も作る気力をなくし、どうしてくれようと思っていたフジミFW16ですが、ひとつづつ問題点を乗り終えるしかないっす。さらに前回書き残した問題点がもう一つ、これはすぐに解決しましたが・・・


フロントウイングのボーテックス・ジェネレーターを説明書通り接着すると箱型の形状が路面側になりますが、本当は上を向きます。さらに形状も後方が巻き込んでいるのでプラバンで簡単加工できるので時間かあればやってみようと思います。最初に説明書通り仮組みしたときは「さすがニューウェイの造るマシンは違うな〜」と一瞬思っちまったじゃねーか。お願いですから説明書訂正してください。


次にモノコック、カウルを塗り分けします。ブルーは社外デカールに合わせて、以前NS500とランディ・マモラで調色したブルーが近い感じがするので再び用意します。クレオスの5番ブルーにクリアレッド、328番ブルーを少々混ぜて作りました。ちなみにフロントサスを再現したパーツは使わず、カバーを接着、固定しました。他にもコックピット開口部前方のひさしを0.3mmプラバンで追加しました。大き目に切ったプラバンを瞬間で貼りつけてから加工すれば良いので簡単に出来ると思います。


この年代のF1マシン恒例のセミグロスブラックでシャーシ関係を塗りまくります。クレオスのセミグロスブラックとフラットブラックを半々に混ぜてブラシで吹きました。ミッションケースなどフラットブラックで塗装する箇所もあるので、塗り分けに注意します。


モノコック、カウルの塗装が乾燥したのでデカール貼り、デカールが乾燥したクリア吹いて磨き出します。デカールは白が若干透けぎみですが他にないので我慢します。いままで貼ったデカールと比べるとやや少々やぶれ易いみたいなので慎重に貼って、慎重に気泡を抜きました。


デカール乾燥中にエンジン、リアサスまわりを組みます。ヘッドカバーの塗り分けは順番を考えて塗りやすいように、黒塗装後にデカール貼って乾燥したらクリアを吹き、細部を筆塗りしました。説明書ではエンジンの主な部分はシルバーですが少し暗めに調色しました。リアサスの断熱材は100円ショップのアルミテープを金網に押し当て跡を付け、重ねて貼る場所もあるので資料をよく見て貼ります。リアショック関係は思い切った一体成型ですがやけによく出来ていて、細かく塗り分ければ結構雰囲気がでます。


ホイールの黄色いラインは塗り分けました。デカール貼り終えたと思って社外のデカールの余った小さいのをよく見たらO.Z RACINGって書いてあり、これスポークに貼るやつだった!資料を探してウイリアムズの文字などもあることを確認、ホイールだけデカール貼りとクリア塗装を追加しました。画像は小さいデカール貼り終えた後で、艶が出過ぎた感じがあるので半艶クリア吹きたかったので丁度良かったかな。


シートベルトはタミヤ。個人的にこれが好きです。メーターパネルやステアリングのボタンをもっと細かく塗装したいんですが、資料が見つからず分かる範囲で塗装します。


各部の塗装が終わっていよいよ組むぞ!ってテンション上がってきたらテールランプがキットに用意されていないことを思い出しました・・・透明ランナーから切り出したものをアルミテープを貼ってクリアレッドで塗装したらそれっぽく出来ました。短時間で出来ましたが正直面倒くさいです。これでやっと各部の組み付けに入ることが出来ますが、作業が難航、というかやる気が出なくて結構時間かかってます。次回は完成画像です。

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