フジミ 1/20 ウイリアムズFW14B 作製記 その3

完成画像の前に、前後サスアームのアップライトの取り付けの注意点など書いてみました。


説明書だと難なく組めそうなリアサスのアップライトですが、ブレーキダクトの関係で、アッパーアームから先に差し込んで向きを変えて残りのアームと接続します。フロントサスのプッシュロッドとロアアームの接続部分がはっきり分からないので、アップライトと接触しない位置に接着しました。


ひさびさに会社の休みが取れた日に、家に引きこもって完成させました!マンセルとともにタイトルを獲得したFW14Bです。


しかし、残念な点がひとつ、あれだけモノコック、エンジンカウル、シャーシを仮組して確認したのに、最後にエンジンカウルを被せたらロールバーのあたりに段差ができてしまいました。ちょうど、パテを盛ったぶんだけ段差ができてしまったようで非常に悔しい!エンジンカウル内でなにか干渉しているわけでもなく、直しようがないので完成とさせて頂きます。


それでもカラーリング、デカールの段差消し、塗装の質感の違いなどまずまずに仕上げられたのでこれで良いとしましょう。青は指定色のインディブルーを使いましたが塗装中は明るすぎ?と思いましたが完成するといい感じになりました。


リアウイングのパーツ構成も組みやすくなっております。リアウイング下側のディフューザーと繋がるステーも取り付けやすかったです。ところでリアウイング、サイドポンツーンのCANONのスポンサーは結構長い間、ウイリアムズのマシンに同じ位置に貼られていましたね〜


ウイリアムズ伝統(?)カラーリングも毎年すこしづつ変わり、キャメルイエローが加わり、モノコックの青の面積が大きくなって、さらにカッコよくなりました。見ているだけでもカッコ良くて、こりゃ当時のF1人気が上がる訳ですね〜。


さらにレッド・ファイブでおなじみのナイジェル・マンセルの激しい走りでさらにF1を熱狂的にしてくれました。1992年にチャンピオンを獲って、その年にF1を引退すると聞いたときはファンでは無くても寂しく思った人も多いはず。


シートベルトはタミヤ製。ベルト調整金具を黒く塗装しました。ステアリングも塗り分け、デカールを貼ったけどモノコックの形状的にほとんど見えません。



エンジンはディテールアップしてませんが、塗り分けを細かくすると雰囲気が出ます。エキパイはいつもより綺麗目な感じで焼けた表現、溶接痕を筆塗りで再現しました。完成後もエンジンカウルを開けて見れるように、と思いましたが、バックミラーをうまくよけないとカウルが脱着出来ないので、あまり開けないほうが良さそうです。

次回はまたまた4輪、F1ではないけどF1がらみなマシン?
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