ワークショップキャスト 1/100 クラウドスカッツ 作製記 その3
いよいよ装甲色の淡いグレーを塗装します。はじめはクレオスのガルグレーがシャインレッドと合っていて良さそうと思いましたが、設定画に近づけるために調色します。塗料皿に少しづつ色を垂らしては混ぜ、プラ棒に塗るの繰り返しでようやく調色が終わりました。


ガルグレーをベースにガイアの白、フィニッシャーズの21パープル(テック21カラーのFZRで使用した色です)、を比率を変えて調色しましたがなかなか決まらず、最後に赤を少々混ぜてやっとイメージに近い色になりました。赤を入れる量でだいぶ変わった感じです。


はじめに一番やっかいですが見どころでもある方のでこぼこの部分からマスキングします。6mmのマスキングテープを細切りし、ひらすら貼っていきます。幅が結構違うので地道に合わせて貼ります。


装甲の裏もマスキングしますが、形状が複雑なのでマスキングゾルを使用します。こちらもやっぱり地道に筆でゾルを塗ります。


さらに関節部分などをマスキングします。基本マスキングテープを使いますが、細かい部分はゾルが便利です。


ようやく調色したグレーを塗装。ほぼイメージ通りの色に出来ましたが、さすがにマスキングが複雑なので多少はみ出てしまいました。いつものことなのでタッチアップ修正します。しかし、メインの塗装はまだ終わりではありません。FSSのモーターヘッドは艶々のピカピカという設定、このクラウドスカッツはネットで作られた方はパール塗装されているので、自分も真似してみます。以前作った、YZR500のテック21カラーと同じようにクリアにクリアシルバーを少し混ぜて、よ〜く見るとパールに見えるようにしたいと思います。グレーが乾いたら、一部マスキングを剥がさずにパール調に塗装します。


クリアシルバー、クリアが吹き終わったのでマスキングを剥がします。装甲の裏のマスキングゾルは水に入れて、柔らかくなったら歯ブラシなどで少しづつ剥がします。一気にやると塗装を傷つけるので、またまた地道にやります。


飛行用ユニットも塗装します。こちらのメインの色はタミヤのダークマイカブルーで、レプソルホンダRC211V’06で使う色です。飛行機のように艶消しとするか悩みましたが、イメージ的にメタリック色ではないか、ということでこの色にしました。裏側の塗装は設定画では全く分からないので、自分のイメージでミッドナイトブルーと、調色したパープルで塗装しました。可動しそうなところはパープルではないか、という考えです。


これでエアブラシによる塗装は終わりかと思いきや、装甲の部分的なグレーを塗装するために再び地道にマスキング作業・・・こういうときに「がんばれ!!」って言ってくださるほうがいんですよ・・・がっ・・・がんばれっビルト!って単行本読み返してる場合じゃないですが、あと少しで完成なのでがんばりますにゃあー・・・あ、今度は14巻の令令謝が・・・

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