ワークショップキャスト 1/100 クラウドスカッツ 作製記 その1
今回はロボットです。ふだんマンガはほとんど読まない私が唯一、連載中で単行本を買い続けているのがファイブスター物語です。1986年に連載が始まり、映画にもなって劇場版ビデオを友人宅で観て見事に嵌り、途中8年の休載もありましたが連載再開、13巻が発売された時は夢かと思うほど嬉しかったですね〜キャラクターとモーターヘッドのデザインが他のロボットマンガとは違うカッコ良さがあり、その中でも好きなクラウドスカッツを作製してみます。ガレージキットなのでとっくに生産終了しており、暇をみてはネットで探していましたが幸運にも発見、値段も発売当時よりちょい高いくらいで購入できました。しかし、ロボット系のガレージキットは初の作製なので、ネットで作り方をあれこれ調べ、ようやく作製開始です。



このキットはフリーポーズと言って自分でポーズ決めて組みますが、パーツを接続するにはパーツどうしに穴を開け、真鍮線を差す「軸打ち」という作業をしないといけません。とりあえずネットで調べた方法を参考に、まずは片側のパーツに穴をあけ、ペイントマーカーで穴周辺を塗り、乾かないうちにもう片方のパーツに押し付ければ色が付くんですが、はっきり見えない場合もあるので途中からマスキングゾルに変更しました。一度接続してみないと分からないので、はじめは1mmの真鍮線で仮組みし、位置が決まったら1.5mmに変更します。右側の画像のように強度を出すために2本打ちに変更したりしましたが、マスキングゾルの方がはっきり見えると思います。ポーズは設定画のような直立姿勢にしたいのですが、これだけでも大変です。


ちゃんと直立させるために、考えた末に治具を作りました。コメリで買ったフォトスタンドをベースに、L字のアルミ板を両面テープで張り付け、さらにアルミのステーをネジ止めしました。


フォトスタンドには方眼紙をはさみ、マスキングテープで囲みを作り、この中に足が収まるようにします。特に足はつま先とヒールの位置、足の開き具合など正確に決めたいので、左右対称になるように方眼紙で合わせます。踏ん張ってるよりか、スラっと立っているイメージにします。


実際に立たせてみると、若干右のに傾いているのが分かります。足の関節のところの軸打ちを調整してみます。


こんな感じで軸打ち穴を広げ、プラバンなどをさして穴の位置を修正します。


これでまっすぐ立ちました。しかも、治具からはずしてみたら、ちゃんと自立するではないですか!


次に、こんなになげぇバスター砲。さすがに曲がってしまっているので砲身部を熱湯に入れて曲がりを修正します。


飛行用ドライバ、盾も持たせてようやく仮組終了〜ちょっと前傾させたイメージですが、もともと頭が前傾したようなデザインなんでほどほどに。バスター砲と盾は支えがありますが、あとでちゃんとしたものを作る予定。バスター砲を持つ腕の位置も修正が必要ですね。それにしても飛行用ドライバを装着した姿が非常にかっこ良いですわ。このキットもいつかは作りたかったキットなので、じっくりと作ってみます。

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