Model Factory Hiro 1/20 BT52B 作製記 その7

前回の作製記から数週間経ってしまいましたが、12月のアタマごろにキットがとっくに完成しており、仕事に追われたり、ダートラのイベントがあったりでじっくり撮影する気力がなく、やっと暇になって撮影出来た(と言っても撮影ヘタクソですが)のでアップします。


ブラバムBT52B、今のところ最も好きなF1マシンです。


1983年からのフラットボトム規定によってマシンのサイドポンツーンを利用したウイングカー構造が出来なくなり、結果サイドポンツーンがほとんど無くなり、ダウンフォースを得るため大型の前後ウイングを装備したマシンが走る事になる訳ですが、このBT52Bはデザイン、カラーリングも綺麗にまとまってますね。BT52からBT52Bに代わる際、カラーリングの青・白が反転するように変わりましたが、当時を知る人はこれが衝撃的にカッコよかったそうです。


さらにダウンフォースを得るためか、リアウイング両端には小型のウイングが追加され、さらにそれを支えるためメインのウイングはワイヤリングで補強されていますが、それが何故かカッコよく見えて好きでした。作製中は早くリアウイング組みて〜と思いながら進めていました。


リアサス回りは左側にマフラーが通るので遮熱テープが貼られていますが、これをアルミテープで再現する作業も楽しかったです。ウイング内側にもスポンサーロゴがしっかりとあります。


サイドポンツーン左上の細かいアウトレットもなんとなく好きです。


フロントウイングのゼッケンの配色、小型の翼端板、ブラバム伝統(?)のコクピット前方のブルーのシールド、モノコック下側の見えにくい所まであるカラーリングなどなど、とにかくこのBT52Bが好きなのです!


コクピットまわり。ここまでリアルなのもキットのおかげ。組むには根気が必要ですが頑張ればよい仕上がりになると思います。



エンジンまわり。BMWの文字がちと上手く出来ませんでしたが、プラグコードまわりなど非常に精密な作りです。こっちもかなり苦労して組むことになりました。エンボスシールもキットに含まれているのできっちり使ってリアルにしましょう。失敗も多かったけどようやく完成したBT52B、購入から2年もかけてしまいましたが、毎日のようにケースを手に取って眺めてしまいます。

次回は、またブラバム、パルマラート、とくれば?

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