Model Factory Hiro 1/20 BT52B 作製記 その5

カウルのタッチアップ、修正も終わって最後のクリアを吹き、乾燥中なので車体の作業に戻ります。まずはシートベルトを組んでみますが、ベルトを板おもりや別の素材で作る方法もありますが、せっかくキットに布製のものが入っているのでそれを使用します。

バックルのエッチングは二つのパーツを折り曲げて重ね、洋白線を刺しますが、先に洋白線にベルトを巻いて、エッチングを通して折り曲げれば楽・・・でもなかった。精密でリアルで良いんですが、正直非常にツライ作業で、細かい作業をこなす技術を身につけないといけないと思ってしまいました。エッチングを折り曲げるとき小さすぎて折れそうで怖かったです。


苦労しつつシートベルトも組めたので、塗装してあったモノコック関係を一気に組めます。モノコックのカーボンデカールはカウルのデカールの失敗を教訓とし、フチまできっちりデカールを貼れるように表面処理をし、クリアを吹くときもデカールの浮き上がりがないかよく確認しながらクリアでしっかりコートします。


エンジンはある程度進めてあったのでラジエータへ。ラジエーター表面をタイヤカスなどからガードする金網を取り付けようと、エッチングベンダーで曲げたら、右側の網が折り曲げる箇所が若干ずれてしまい金網がポキっと・・・こうなると修復も出来ません。左側は上手く曲げることが出来たのに、金網両方とも無い仕様にするか・・・


しかし、諦めてはいけません。資料をよくみると金網の前後に枠のような部品が付いているので、エッチングのランナーをエポキシ接着剤で貼り、ラジエーターにエポキシ接着剤で貼りつけました。若干金網のカーブがなくなって平らになってしまいましたが、これで良ししましょう!


塗装の乾燥時間の都合もあるのでバックミラーも作っておきましょう。マルチプライマー吹いたからメタルパーツの塗装も安心、と思ったらエンジン組んでたらやっぱ多少のはがれはあるみたいで、ネットで調べてみたら自分の方法ではパーツの磨きが足りなかったようで、今更ですがバックミラーをプライマー吹く前にピカピカになるくらいに磨いておきました。


フロントサス回りも組みます。タイヤのキャンバー調整ですが、アッパーアームは洋白線を刺すと位置が決まってしまいますが、ロアアームは横からモノコックの穴に差し込むのでこれで調整できます。正面からみてネジ止めしたアップライトが左右同じ位置になるように、エポキシ接着剤でロアアームを取り付けます。フロントウイングはサスアーム間のコニのステッカー貼ってあるカバーの位置決めのため取り付けたので再び外します。まだまだ完成にはほど遠いですが、だいぶ組みあがってきたので完成目指してもうひと頑張りです。

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