タミヤ 1/20 ブラバムBT50 BMW TURBO 作製記 その1

今回もブラバムのマシン、タミヤのBT50です。BT52の前のシーズンを走ったBT50ですが、ブラバムの資料をいろいろみているうちにBT50も作りたくなってしまい、数年前タミヤから再販されたこともあってすぐネットで入手出来ました。デカールは箱を開けてみないと分かりませんが状態が不安だったのでSHUNKOさんから発売されたデカールも同時に購入しました。BT52Bより先にこっち作りゃ良かったんじゃ、とも思いましたが、塗料も大体同じ色が使えるし、余ったアルミテープやエンボスシールを使ってデティールアップ出来る!と作製をスタートしました。


まず気になったのがコックピットのリベットが実車ではたくさんあるのにキットは前方あたりにしかありません。これは実車がアルミモノコックを主にカーボンを一部使用しているので多分カーボン部分を塗り分ける目印に、とリベットが一部再現されているのかも知れません。やっぱリベット追加したいので市販のリベットを再現するツールを色々調べてみましたが、キットのリベットより大きくなってしまいそうなので、さらに調べたらコンパスの針でリベットのように再現しているモデラーさんがいて、早速プラバンで練習してからキットのモノコックに再現してみました。やり方は針を刺した後に引っ掻きあげるようにすればリベットっぽくなります。リベット打ち用のゲージとかあるらしいですが自分はマスキングテープに等間隔にマークしたゲージを使用、これで十分でした。


次にカウル関係。昔のキットなのでパーツのヒケがやや目立つので瞬間接着剤を盛って、600番のペーパーに当て板を使いながら表面を整えていきます。かなり平面が多いBT50なので、シャキっと仕上げたいところです。


カウルの表面処理も終わり、ガイアの白を吹いて乾燥後に塗り分けの為マスキング。購入したデカールは塗り分け前提なので、キット付属のデカールのコピーを切り抜いてガイドにしながらマスキングしていきます。書くと簡単そうですが、ラインのデカールがうまくつながるように、コックピット両脇のBMWの文字がうまく収まる事も考えてマスキングしないといけません。あとコックピット前方は一度スクリーンを仮り止めしてラインと塗り分け位置を考えてマスキングしました。かなり神経を使う作業でキットのデカールを使うことも考えましたが劣化して使えず、途中休憩しながらマスキングしました(画像もマスキング途中だし・・・)。ちなみにキット付属のデカールの青は、塗り分けで使うブルーイッシュブラックに結構近い色でした。


やっとマスキングが終わってブルーイッシュブラックを吹き、マスキングを剥がすと最も難しかったコックピット前方がはみ出まくりです。スクリーンを仮止めするとよく分かりますが、少し間隔を開けてデカールのラインと位置を合わせないといけないのです。タミヤの細い綿棒にコンパウンドをつけて修正します。


カウルの仕上げが時間かかりそうなので気分転換にエンジン。前回のBT52で失敗してしまったヘッドカバーの文字ですが、今度こそは、と気合いを入れて塗ったら結構上手く出来た!キットの造形がシャープなおかげでもあります。


さらに気分転換でモノコックのシルバーを塗装、リベット跡も塗装したらよりリベットらしくなりました!さらにセミグロスブラックで塗装するパーツも塗装を済ませておきます。2作連続でブラバムのマシン作製となりましたが、発売当時は小学生だったのでなんか難しそうでキットは買わず、1/10のラジコンも出ていて欲しかったけど高くて買えなかった思い出があります。カウルの塗装でいきなり苦戦してますが、頑張って作ってみます。


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