模型作製再開のきっかけ

模型作製に夢中だった、十数年前に買ったブラバムBT46です。
このキットが発売されたのは78年頃でとっくに絶版ですが、90年頃にブラジルタミヤから再販され、模型雑誌で輸入されたキットが購入できると知り急いで購入しました。
なので説明書はポルトガル語で色の指定が全く分からないので大体の想像で塗りましたが、就職して忙しくなりずっと中断していました。

それから2010年の末に、F1MODELINGという雑誌でブラバムBT46の特集があり、このキットを放置している事を思い出し、この本を買ったらまたプラモ作りに没頭してしまうかも・・・
と思いつつ購入(笑)。

押入れのなかにしまっておいたキットの箱を開けてみると、トランスミッションを作ったあたりで中断しています。デカールも痛んでなさそうだし、なんとか作れそうです。

しかし塗料は全部処分、道具もニッパーとカッターくらいしかないので再び買わなければなりません。田舎なのでそろえるのも大変・・・
そんなとき、秋葉原でダートラのクラブの忘年会をやることになり、開始まで時間があったのでヨドバシで塗料や道具を一気に買いました。
かなりの数を買ったつもりでしたが、費用は4000円くらいでした。今回、プラモを作るためにそろえ直した道具です。
塗料、筆、パテ等は買いなおし、ニッパーとカッター、道具箱は押入れから探しだし、その時にピンバイスも出てきました。
作業マット(?)は20年くらい前にラジコンレースに出た時の景品です。

そして早速再開。やはり資料があるとやる気も沸きます。
ヘッドカバーは説明書だとフラットアルミですが、実車の写真ではつや消し茶色なので塗り分けます。
オイルフィルターにデカールを貼りますが、問題なく貼れました。

そして一気に完成(笑)
デカールは説明書どおりにはる予定でしたが、急遽青いデカールを部分的に塗装(急遽だったので筆塗り)しました。
コックピット、エンジンカウルの青はマークフィッターを使って貼り、両サイドの「ALFA ROMEO」のデカールが千切れたりしてうまく貼れない・・・
なんとかつなぎ合わせ、筆塗りでタッチアップしてしのぎました。


資料もあるのでパイピングなど細かく塗りわけします。シートベルトはタミヤのシール状のものを使いましたが、
薄くて金属パーツを通すの大変でしたが結構雰囲気でました。


次に復帰作第2弾はタミヤの1/12ホンダRC211Vです。
以前から2輪の世界GPはフレディ・スペンサーがダブル・タイトルを獲得した頃から好きで、
学生のときはNS500やYZR500をカラーリングを変えたり、ライダーフィギュアを乗せたり、何台作ったことか。
しかしタミヤさんから長い間GP500のマシンが発売されず、(250は発売されましたが)模型を中断した理由のひとつかも。
しかし約10年ぶりくらいにレプソルカラーのNSR500が発売、それからはGP500、motoGPマシンが次々と発売されました。
なので、このRC211Vも以前から作りたいキットでした。

フロントフォーク、スイングアーム、フレーム、マフラー、エンジンと作っていきますが、
パートごとに完成していく工程が非常に楽しかったです。

今回からディテールアップも少しづつ、写真では見えにくいですがクラッチカバーに穴あけ、
エンジンオイルのレベルゲージは透明の伸ばしランナーをマッキーの茶色で塗って取り付けました。


マフラーはタミヤのウェザリングマスターで焼けた感じを表現しました。


サイドカウルはレプソルの文字を切り抜き、先に貼ってクリアーをかけてデカールを剥がれないようにして、
マスキングして塗り分ける、という方法をネットで見つけて早速やってみましたがが見事に失敗(というかクリア吹くの初めてだった!)。
カスタマーサービスでデカールを取り寄せ、カウルを塗装後にデカールを貼る通常の方法にしました。
レプソルの文字の下地の白が透けやすいので、塗り分けをぼかす感じで塗装しました。
そして、製作期間2カ月位でなんとか完成!

ゼッケン11は同じ千葉県出身、GP250の頃から応援していた宇川徹選手です。
2002年の第2戦でロッシを振り切ってmotoGP初優勝したときはめっちゃ嬉しかったです!

資料とした本の上撮影。資料があると作製意欲が湧いてきますね。


ブレーキキャリパーのブレンボの文字塗り分け、フレームのめっきをキッチンハイターに浸けて剥がして塗装したり、いろいろトライできたと思います。
この2台を完成させてから模型作製にのめり込んでいきますが、今では会社近くに模型店を見つけて常連になったり、
作製技術も少しづつ向上させつつ、まずは楽しく続けていきたいですね。

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