タミヤ 1/20 ベネトンB188 作製記 その2

このところ暑い日が続いて作製がはかどりませんが、カウル、モノコックの4色のカラーリングもこなせたのでこの勢いで完成目指します。デカールは再販と聞いて速ゲットした社外メーカーを使用します。

このメーカーのデカールを貼るコツも分かってきて、曲面はデカールフィットぐらいではまったく効かないので熱湯を染み込ませたタオルでなじませます。あと、位置決めしたあとに頑張って綿棒で気泡を抜こうとすると必ずズルっといくので押し付ける感じで慎重に。ノーズの赤い帯は上手く曲線になじまなかったので素直にあきらめてデカール乾燥後にタッチアップします。


エンジンのヘッドカバーははじめにラッカーのシルバーを塗装、次にタミヤのエナメルのダークアイアンを塗装し、文字の部分をエナメル溶剤でふき取ります。文字をシルバーで筆塗りするよりも、綺麗に出来ました。


リアウイングは一番上のフラップを残して組み、光沢黒塗装、デカール、クリア、磨き出しをします。中心の文字の部分はタッチアップします。セミグロスクリアを吹いたら一番上のフラップを接着します。、


アンダーパネル。遮熱板の部分はいつもは100円ショップのアルミテープを貼るんですが、形状が複雑だとうまく切りぬけないので今回塗装します。


シートベルトは加工せずキットのままですが、塗り分け後にフラットクリアーを吹きます。ステアリングのスポークはセミグロスブラック、メーターはアクリルのクリアを垂らして質感の違いを表現します。


モノコックのデカール段差消しからコンパウンドがけまで終了したので、いよいよサスアームを組みますが、アームをバラバラにしたせいか、アライメントがトーアウトになってしまいます。仕方ないのでタイロッドをひっぱりだして、はんだごてであぶって伸ばし、トー角をまっすぐになるようにします。


実はリアサスも特に加工していないのにキャンバーがついてしまったりで、アップライトを外して微調整することになってしまいました。なんとかアライメント調整出来たので、タイヤを取り付けます。ネジは皿ネジのものに変更、ホイールも皿ネジにあうように加工します。タイヤを取り付けたら市販のリベットのパーツをネジのプラス部分を隠すように接着します。


さて、いきなり当時のタミヤ総合カタログからの画像です。タミヤのF1キットが発売されると、カタログ等で必ずといっていいほどドライバーの似顔絵が書いてありました。フジTVの中継で使われた映像が元と思われるナニーニの振り向きながらの笑顔の似顔絵、似たような感じの写真をどこかで見たな〜と思っていたら・・・


この人だった!中学の英語の教科書にこれと同じ写真が載ってたし・・・そんなことよりキットを完成させなきゃイカンのでがんばります。

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