フジミ 1/24 トヨタスプリンタートレノ 2ドア前期型 AE86 作成記 その4
ボディの塗装が乾燥したので、スーパークリアUVカットを缶スプレーのまま吹きつけさらに乾燥させ、今回デカールが少ないこともあって段差消しもすぐ終わってコンパウンドで磨く作業へと入りました。

コンパウンド荒め〜細めで磨いたところで、ボディ表面の艶があまり良く出なかったので荒めコンパウンドからやり直しました。クリアーはコンパウンドがけを考えて厚めに吹きましたが、さすがにやり直したら下地が出てきてしまった・・・そんなに目立つ箇所ではないのでタッチアップ修正、また下地がでてしまわないように危ないところはマスキングテープで保護、最後にコンパウンド細めで全体を磨いてピカピカにしました。


カーモデルの難関、窓枠の塗りわけですがコレといって簡単な方法もなく地道にマスキングしながら塗るしかないっす。マスキングを剥がして一発で塗れたらラッキーくらいに思って、タッチアップ、墨入れ、綿棒の細いヤツで修正しながら着実にこなしましょう。


各パーツの塗装など終わりいよいよ最後の組み立て。Fバンパーは接着面を良く整え、瞬間でガッチリと接着します。テールレンズなど接着面が少ないところは取れてしまわないようにエポキシ接着剤を使いました。


年内に完成させて欲しいとの事でしたので、なんとか間に合って完成〜!


ロールバーはキットのものをベースに追加したので位置関係が修正しきれずちょっと低めになってしまったのが心残りです。


あと、テールランプの形状ですが前期型とは違うのでどうしようか考えましたが、キットの形状のままで、「らしく」塗装して済ませることにしました。クリアーレッド、クリアーオレンジにスモークを混ぜて裏側から数回塗り重ねました。


リアスポは3回くらい作り直したあげく、ちょっと大きめになってしまいました。写真とってしばらくしてから気が付きました。


室内はがんばりました。ロールバーの落とし方、ステアリング、メーター回りの塗りわけなど、実感が沸いてくれば良いのですが・・・


ボディの艶にも気を使いました。カーボンデカールもいい感じに仕上がったと思います。手にとって眺めても大丈夫なように、外装はなるべくラッカー系の塗料で塗装してあります。


年末年始の休暇に入ったので早速依頼されたTakeさんに渡しにいきましたが、大変気に入ってもらえて本当に良かったです。リアスポやロールバーなど上手く仕上げられなかった事も話ましたが、大事に飾ります、と言ってくれたのでホッとしてます。こちらも楽しく作成できたので、またカーモデルに挑戦してみようと思います。

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