フジミ 1/24 トヨタスプリンタートレノ 2ドア前期型 AE86 作成記 その2
ボディの塗装乾燥中に車体を進めましょう。このキットは後部座席ありと、後部座席なしで4点ロールバーを組む仕様を選ぶことが出来ます。実車はダートラ仕様なので6点ロールバーが入っているので、キットのロールバーは運転席後ろだけですがこれををベースに追加してみます。依頼されてないけど手が勝ってに動いたんで・・・

しかし、実際やってみるとかなり難しい。いきなりプラ棒を得意の現物あわせで曲げても上手くいかないので、ラジコン用の配線コードを曲げて型をつくりました。これに3mmプラ棒を曲げ合わせてみます。


やはり一発ではうまくできず、何度か作り直してやっとロールバーが張れました。キットとのロールバーの接続は真鍮線で、位置が決まったら瞬間で固定して隙間をパテで埋めます。若干太い気がしますが、ロールバーパッドが巻いてある、と言うことで・・・


ボディの塗装が乾いたのでカーボンデカールを貼ります。いろいろ悩んで探しましたがスタジオ27のSSを購入。スタジオ27のデカールなら以前のティレル012で貼ったことあるし、模様の感じはパソコン画面だけではわからないけど買ってみたらこれでオッケーでした。これだけ広い面積を貼るので事前にネットで調べましたが、デカールも薄くなじみやすく、マークフィットを使いながら空気抜きもカッターと綿棒を使って地道に、綺麗に貼れました。しかし、貼れたはよいものの10分ほど待って余分なところをカッターで切り込みを入れて剥がそうとしたらピッタリ貼れてなかなか取れない!あせりましたが冷静になって水をつけたり、爪で塗装を傷つけないように、少しづつ剥がしました。このへんは経験をつんでいくしかないですね〜。


そういえば、「リアスポイラーが無いと寂しいよね?」と話していたのを思い出し、キットのおそらく3ドア用のパーツをベースに作ります。やっぱり形状が結構違いますが、ベースがあったほうが楽なのでパテ盛って成型します。


ホイールは白で!と依頼されたので成型色がガンメタなので白サーフェイサーをブラシで吹いて、ピュアホワイトで塗装します。ダートラで使っているとホイールの塗装が剥がれて、ウレタンスプレーの白で塗っちゃうことが多いんですよね〜


シャーシの裏側も塗装。マフラーの出口は見事に埋まっていたのでドリル、やすりで加工します。これ作ってて思い出しましたが、専門学校時代に友人のAE86のマフラーを社外に交換をするため、純正マフラーを鉄ノコで切断する作業を手伝ったことがあります。純正マフラーがリアアクスルの上を通っているので外すには鉄ノコで切断しなければならず(リアアクスルをずらすのは大変そうだったので)、3人がかりで交代しながら切った記憶があります。キットでもちゃんとアクスルの上をマフラーが通っている感じが再現されています。懐かしいの〜、とあまり思い出に浸ってないで作業を進めていきましょう。

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