タミヤ 1/24 アルファロメオ155 V6 TI マルティーニ 作製記 その1

昨年(2017年)に待望の再販ですぐさま購入し、その少し前に再販された155の93年型、94年型(93年型から改造)に続けて作る予定でしたが、以前の作製記で書いた通り、94年型のモデナ号の大改造を終えて疲れ果ててそのまま放置してしまいました。しかし、このキットが再販されたおかげで94年型へ改造するときにフェンダーまわりの形状を参考にしたり、パーツの流用が出来たのは幸運でした。仮組みまで進んでいたので、ボディカラーの白を塗装してデカール貼りから再開です。


まずはマルティーニ・ストライプから貼ります。貼る時は基準になる箇所を決め、自分はボディ後方からテールランプの形状に合せて貼りました。カルトグラフ製ということもあって、じっくりなじませていけば窓枠など位置関係もぴったり、ボンネットの隙間、フェンダーに巻き込む部分も蒸しタオルを押し付けて上手く貼れました!説明書だけでは分かりにくいので、箱絵(横のやつも)を参考にすると良いでしょう。リアフェンダー前方のダクトは、ダクト内側のデカールを貼った後にダクトのパーツを接着してからデカールを貼りますが、ダクトのパーツを接着しやすいように裏にプラバンで接着面を増やしました。接着前の画像があったんですが間違えて消してしまい、デカール貼り終えた後の画像になってしまいました。


次にボンネットも、と思ったらこちらは苦戦しました。箱絵をよく見ながらストライプの位置を合わせ、なおかつクワドリフォリオのマークがウインカーあたりのプレスラインと角度が合うように貼らないといけません。フェンダー部分のデカールを隙間が出来ないように貼ると、今度はストライプの位置がボディとずれてしまうのでストライプだけ切り取り調整ましたが白い隙間が出来てしまいました。ヘッドライト周辺の赤は箱絵だと若干白い隙間があるので、そのように貼ったら側面とのデカールの位置関係が合わない・・・あとフェンダー部分は左右とも白い隙間が出来てしまいました。う〜ん、貼り方が悪いのか?とりあえずこれで仕上げてあとでタッチアップするしかないですね。


次はサイドステップ、簡単そうで意外と曲線が多くてやや苦戦。ボンネットのグリルは先に黒を塗り、赤いデカールを貼りました。塗り分けも考えましたが、形状が複雑でマスキングが困難そうなので、今回はデカールがベストかも知れません。ホントはデカール苦手なんですが・・・


今度は室内パーツやエンジン回りのデカールを貼るパーツを塗装してデカール貼りです。ダッシュボードのエアコン吹きだし口にもデカールを貼るとは思わなんだ。小さいデカールが多いので念のため剥がれないようにタミヤのデカールのりを使用しました。


リアウイングやウインドウにもデカール貼って、あと少しでデカール貼り終了なので頑張ってホイールの小さいデカールを貼ろうとしたら位置決めが思ったより難しく、綿棒などで修正してたらデカールが消れたり、ねじれたりして大苦戦しましたが、なんとかリカバーしつつ貼れました。マジでデカール苦手なので本当に疲労コンパイしてしまいました。


やっとデカール貼り終わったと思ったらシート関係にも貼らなきゃいけなかった!ここまで来たらとことんやるしかない、資料を見てたらシート裏にくっきりカーボン模様が見えるので余っていたカーボンデカールを貼りましたが、こっちは逆に信じられないくらいうまく貼れました!ちなみにシートベルトはデカールを使わずにエッチング&赤いカッティングシートで作る予定です。


やっとすべてのデカールを貼り終えてデカール乾燥中に、シャーシ関係のシルバーを塗装します。マフラー、ブレーキディスク、エンジンのファンネルはタミヤのシルバーリーフ。ロールバー、フレームはタミヤ缶スプレーのアルミシルバーの指定ですが、クレオスのシルバーに黒を少し混ぜて塗装しました。まだ作製途中ですがこのキットの感想、タミヤなので組みやすいと思いきや、パーツ点数が結構あり、完成後は見えにくい部分も再現されていますが、細かな塗装、デカール貼りなどをこなさないといけないので作るには根気が必要かも?作製する順番など良く練って進めたほうが良いと思います。今回もそれをふまえて完成させたいと思います。


もどる