タミヤ 1/24 ALFA ROMEO 155 #7 DTM1993/#10 DTM1994 作製記 その4
いつもの事ですが、キットが完成して脱力感から撮影する気力が無く、おまけに仕事が忙しくなって撮影する時間が無くなり、ようやく画像アップです。完成画像の前に一枚だけ、シートベルト取り付けの様子を・・・


シートベルトの金具は以前作ったランチアラリーで使ったプジョー306用エッチングと、アオシマのセリカST165用エッチングの寄せ集め(ラリー車だとシングルシート用に2台使えます)。ベルトの素材はいろいろ試した結果、車用の赤いカッティングシートから切り出しました。糊もついているのでシートから浮きあがらず良いです。カッティングシート表面は紙やすりをかけて艶を落としてあります。肩ベルトのアンカーの位置がよくわからなくて、やっと見つけた資料だとロールバー後方の付け根あたりのようです。


こちらはモデナ号。シートはスパルコ製らしいので改造しなきゃ、と思っていたら、リアウイングが欲しくてアフターサービスで取り寄せたマルティーニ・アルファのパーツの中にスパルコのシートが入っていた!小加工で取り付け出来ます。


昨年末頃から作り始めて、ようやく完成しました!まずは1994年のモデナ号から。


1994年後半、アルファのタイトル獲得をサポートするため参戦することになったステファノ・モデナですが、F1時代にブラバム、ジョーダンと好きなチームで走っていて結構好きなドライバーでしたが、F1のシートを失ってガッカリしていたらDTMからレースに復帰した時は本当に嬉しかったですね〜しかもデビューウィン、2ヒートも勝って2連勝してかっこよかった!


資料はネットで見つけた94年型の画像数枚と、モデナのデビュー戦の動画を参考にしましたが、画像では前半戦と後半戦で結構違いがあるので、動画を何度も見直して形を決めました。リアのディフューザーは下側をプレートでつないでいる仕様もありますが、デビュー戦仕様はプレートが無いみたいです。


サイドのアルファのヘビの代わりに、アジップ・ドッグというのもなかなかのカラーリングです。本当はフェンダーが94年型はもう少し丸みがあるのですが、これでご勘弁を。


モデナといえばF1時代は暗いイメージでしたが、でもそれがレーサーっぽくってなんだか好きでした。レーシングオンのDTM特集をみると、明るい表情のモデナも見れますね。あと、チームメイトだった中嶋さんのシングル「悲しき水中翼船」を歌えるってホントか?!


次は1993年のナニーニ号です。こちらもF1時代にベネトンでV8エンジンながら空力、車体が優れたマシンで活躍したナニーニの大ファンになりましたが、ヘリコプター事故でF1を退き、その後、本格的にレース復帰した思い出深い車です。カラーリングも非常にカッコ良いです!


シートベルトを追加し、バンパー、ナンバープレートのBAUMLERのデカールは同じ大きさに切ったプラバンに貼ってから取り付けた以外は全くの素組みです。


マフラーの遮熱テープ、これが貼りたくて。テールランプを接着する部分は説明書ではシルバーで塗装しますが、塗装せずに付けてみたらリアルな感じになりました。


こちらのほうが市販車に近くて、スッキリした感じがします。


当時はこれと同じ1/10のタミヤのラジコンカーをもっていましたね〜ちゃんと4駆だったし。


エンジンルームは実車ではカーボン模様が目立ちますが、1/24なのでカーボンデカールは目立ちすぎ、と思ったので黒にほんの少しガンメタルを混ぜてカーボンっぽくしました。ディテールアップしても良かったのですが、2台同時作製でさすがに疲れたので・・・


2台並べてみたりして。予定を大幅に変更して作ったアルファ155の2台ですが、やる気をなくして途中で中断したりしながら完成させることが出来ました。次回は、もう少し楽しんで作れたら、と思います。いやでも本当にカッコいいわ、この2台。

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