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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・一番ヤバイ法律を探そう、その3
いよいよ第1位の発表!
 
 「いやしくも」に注目して、一番ヤバイ法律を探す企画の3回目です。
 では、ヤバイ法律の第1位を発表することにしましょう。
 
 改めて、ダラララララララー。
 
 第1位は「いやしくも」が3回使われている「破壊活動防止法」と「無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律」です。
 この二つの法律、「いやしくも」が使われている条文の文言が「つ」と「っ」の使われ方以外全く同じです。
 
 違う法律なのに、全く同じコトバが使われているんだ。
 
 以下に「いやしくも」が使用されている条文をご紹介します。
 

「破壊活動防止法」 昭和27年7月21日
「無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律」 平成11年12月7日
 
第2条 (この法律の解釈適用)
 この法律は、国民の基本的人権に重大な関係を有するものであるから、公共の安全の確保のために必要な最小限度においてのみ適用すべきであつて、いやしくもこれを拡張して解釈するようなことがあつ(っ)てはならない。
 
第3条 (規制の基準)
 第1項
 この法律による規制及び規制のための調査は、第一条に規定する目的を達成するために必要な最小限度においてのみ行うべきであつ(っ)て、いやしくも権限を逸脱して、思想、信教、集会、結社、表現及び学問の自由並びに勤労者の団結し、及び団体行動をする権利その他日本国憲法の保障する国民の自由と権利を、不当に制限するようなことがあつ(っ)てはならない。
 
 第2項
 この法律による規制及び規制のための調査については、いやしくもこれを濫用し、労働組合その他の団体の正当な活動を制限し、又はこれに介入するようなことがあつ(っ)てはならない。
 
※「無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律」では「あつて」が「あって」になっています。

 二つの法律は、拡張して解釈しちゃダメ、国民の自由と権利を不当に侵害しちゃダメ、団体の正当な活動を制限したり介入しちゃダメ、って規定しているのね。
 どんなキケンな規定があるんだろうって興味がわくね。
 
 これだけ「いやしくも」がつづくと、アクセルを踏みながらブレーキをかけている法律という印象を受けます。
 以上、3回にわたり一番ヤバイ法律を探してみました。
 
 「いやしくも」を3回使っている二つの法律が一番ヤバイってことになったね。
 
 しかし「いやしくも」が入っている法律は、危険な規定がある反面「自分は危険だ」という自覚があるということでもあり、救いのある法律と考えることができます。
 
 ホントにヤバイのは「いやしくも」が全く入っていない法律なのかもね。