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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・一番ヤバイ法律を探そう、その1
「いやしくも」に注目!
 
 ここでは、国の機関が制定した法律の中でどれが一番ヤバイのか探してみたいと思います。
 
 国が制定した法律って星の数ほどあるよね。どうやって探すの?
 
 きちんと内容を検証した上でのヤバイ法律についての紹介は真面目な本や真面目なサイトにお任せするとして、ここでは、条文中の「いやしくも」という文言に注目します。
 この「いやしくも」は、例えば以下のように使われています。
 
「国家公務員倫理法」 平成11年8月13日
 
第3条 (職員が遵守すべき職務に係る倫理原則)
  第2項
  職員は、常に公私の別を明らかにし、いやしくもその職務や地位を自らや自らの属する組織のための私的利益のために用いてはならない。
 職務や地位を私的利益のため使っちゃイケナイって規定ね。
 
 そして「いやしくも」は以下の意味で条文の中に使用されます。
 
@注意を喚起する意味
A法律の運用方法によっては、不当な人権侵害等の発生が予測されるときにこれを未然に防止する意味
 二つの意味があるんだ。
 国家公務員倫理法の「いやしくも」は@の意味だね。
 
 ここで注目をしたいのはAの意味での「いやしくも」です。
 Aの意味で「いやしくも」が使われているということは「この法律は運用方法によって、危険なことになる」という認識の上に作られた法律ということになります。
 
 法律を作った人が「ひょっとしたらマズイんじゃないか?」と危機感を覚えて、「いやしくも」を入れたってことね。
 ということは、Aの意味での「いやしくも」が使われている法律には、ヤバイ規定があるってコトなんだ。
 
 そういうことになります。
 このAの意味で「いやしくも」が使用されている法律として「警察法」があります。
 
「警察法」 昭和29年6月8日
 
第2条 (警察の責務)
  第2項
  警察の活動は、厳格に前項の責務の範囲に限られるべきものであつて、その責務の遂行に当つては、不偏不党且つ公平中正を旨とし、いやしくも日本国憲法の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたる等その権限を濫用することがあつてはならない。
 ホントだ、Aの意味での「いやしくも」だね。
 ということは「警察法」が一番ヤバイ法律ってコトなの?
 
 そうではありません。
 Aの意味での「いやしくも」が、一度ではなく二度三度と登場する法律があります。
 
 「警察法」はカワイイもんなんだね。二度三度と登場するのって、なんていう法律?
 
 次回から、それらについて見ていくことにしましょう。