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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・ナマの条文を読んでみよう
条文の読み方講座、前半
 
 あまり、バカなことばかり言っているのもなんですので、ここではちょっと役に立つこととして「条文の読み方」をご紹介したいと思います。
 
 たまには、マジメなこともやんないとね。
 
・その1、法律の基本的な構成は「条→項→号」、第1項の数字は書かれていないことが多い。
 
 このサイトで条文をご紹介するときは加工をしているのでそれほどではないと思いますが、ナマの条文は読みにくいものが多いです。
 
 そうだね。ちょっと見たことがあるけど、いろんな数字が登場して分かりくにかった。
 
 まず、基本的に法律は「条→項→号」の階層構造になっていることを理解する必要があります。
 
 つまり「条」というグループの中に「項」があって、「項」というグループの中に「号」があるということ?
 
 そうです。
 実際に「条」「項」「号」が登場するナマの条文を見てみましょう。
 
(清算人の職務及び権限)
第七十八条  清算人の職務は、次のとおりとする。
一 現務の結了
二 債権の取立て及び債務の弁済
三 残余財産の引渡し
2 清算人は、前項各号に掲げる職務を行うために必要な一切の行為をすることができる。
 これは民法という法律の一部です。一番上の「清算人の職務及び権限」の部分は条文の説明です。その下に「第七十八条」という「条→項→号」のうちの「条」が登場します。
 
 「項」は?
 
 ここが分かりにくいところなのですが、「第七十八条」のすぐ後の文章「清算人の職務は、次のとおりとする。」の部分が「第1項」になります。
 
 そうなんだ。これが「第1項の数字は書かれていないことが多い」という意味なのね。
 
 「2 清算人は、前項各号に掲げる職務を行うために必要な一切の行為をすることができる。」の部分が「第2項」になります。
 
 第2項以降の数字は、書かれているのね。
 
 そして「一 現務の結了」「二 債権の取立て及び債務の弁済」「三 残余財産の引渡し」が、それぞれ「第1項」の「第1号」「第2号」「第3号」になります。
 例えば「現務の結了」は「第78条第1項第1号」ということになります。
 
 分かった!「項」は「2」「3」「4」などの普通の数字が使われていて、「号」は「一」「二」「三」などの漢数字が使われているのね。
 
 ところがそうでもなくて、法律や出版社によって、普通の数字や漢数字以外に「@」「A」「B」や「1.」「2.」「3.」あるいは「(1)」「(2)」「(3)」などが使われることがあります。あと「項」が無くて「条→号」という構成の条文もあります。
 
 じゃあ、「項」と「号」の区別って難しいね。
 
 「項」は「清算人の職務は、次のとおりとする」のように主語と述語がある形に、「号」は、そうではなく「現務の結了」のような形になっていることが多いです。あと、条文全体の構成を見て判断するとよいと思います。
 
 慣れないとめんどくさいね。
 
 このシリーズ、後半に続きます。