トップページです
全体の構成が分かります
「変な法律」の説明や、当サイトの目的を紹介しています
当サイトのメインです。思わずツッコミをいれたくなる法律を多数紹介しています
奇妙な裁判を紹介しています
法律に関する雑談を紹介しています
まだ未定でございます
他の法律系サイト、相互リンクサイト等を紹介しています
「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・ポカッでなくても暴行罪成立
広い「暴行」の概念
 
 どんなコトをすると、刑法の暴行罪が成立するのかご存知ですか?
 
 やっぱり、人をポカッと殴ったときじゃない?
 
 そうですね。それが暴行罪が成立する典型例です。
 しかし、直接殴ったりしなくても、暴行罪は成立するとされています。判例で暴行罪と認定された事例を挙げてみましょう。
 
・毛髪を根元から切った。
・着衣を引っ張った。
・人の身体に食塩や農薬を投げかけた。
・室内で日本刀を振り回した。
・太鼓を室内で連打し被害者を朦朧とさせた。
・驚かすために人の数歩手前を狙って石を投げた。
 ホントだ。直接殴った場合に限らないんだ。
 
 暴行罪の「暴行」の定義は「人の身体に向けられた有形力の行使」とされています。つまり、有形力が人に「向けられ」てさえいれば暴行罪は成立します。「向けられ」ていれば暴行罪成立ということは、実際に相手に接触したかどうかは関係ないということです。
 
 だから「室内で日本刀を振り回した」場合も暴行罪成立なんだ。通常使う「暴行」と刑法の「暴行」とでは意味がずいぶん違うんだね。
 
 判例は、人の嫌がる行為を広く暴行罪に含める傾向にあります。「この程度なら」と思う行為でも、暴行罪が成立する場合がありますので注意が必要です。