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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・定義すると分からなくなる?
法律的IT用語の世界、後半
 
 法律で定義されているIT用語の後半です。
 
 前半は、ワケワカラナイ定義が多かったね。
 
 では、分かりやすい定義からいきましょう。
 まず「電気通信事業報告規則」です。ここでは「IP電話」の定義が出てきます。
 
第1条 (定義)
 第2項
 第4号
 IP電話 端末系伝送路設備においてインターネットプロトコルを用いて音声伝送を行うことにより提供する電話の役務をいう。
 ホントだ。「端末系伝送路設備」って意味が分からないけど、IP電話のイメージがするね。
 
 次に「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律第四条第一項の発信者情報を定める省令」です。どうでもいいけど、長い名前ですね。ここでは、「IPアドレス」の定義が出てきます。
 
第4号
 侵害情報に係るIPアドレス(インターネットに接続された個々の電気通信設備(電気通信事業法(昭和五十九年法律第八十六号)第二条第二号に規定する電気通信設備をいう。以下同じ。)を識別するために割り当てられる番号をいう。)
 そもそも「IPアドレス」ってよく意味がわからないけど。この定義からだと「IPアドレス」って「インターネットに接続された個々の電気通信設備を識別するために割り当てられる番号」のことをいうんだ。
 
 これも、一般の「IPアドレス」の意味に近い、分かりやすい定義です。
 続いて「コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律」です。ここでは「コンテンツ」の定義が出てきます。
 
第2条 (定義)
 この法律において「コンテンツ」とは、映画、音楽、演劇、文芸、写真、漫画、アニメーション、コンピュータゲームその他の文字、図形、色彩、音声、動作若しくは映像若しくはこれらを組み合わせたもの又はこれらに係る情報を電子計算機を介して提供するためのプログラム(電子計算機に対する指令であって、一の結果を得ることができるように組み合わせたものをいう。)であって、人間の創造的活動により生み出されるもののうち、教養又は娯楽の範囲に属するものをいう。
 うわっ長い。「コンテンツ」って、ウェブページなんかの「内容」のことだよね。
 
 これは、いかにも法律的な定義という気がします。
 最後は「貸金業の規制等に関する法律施行規則」です。ここでは「ホームページアドレス」の定義が出てきます。
 
第3条の2 (登録申請書に記載する連絡先等)
 第2号
 ホームページアドレス(使用する自動公衆送信装置(著作権法(昭和四十五年法律第四十八号)第二条第一項第九号の五イに規定する自動公衆送信装置をいう。)のうちその用に供する部分をインターネットにおいて識別するための文字、番号、記号その他の符号又はこれらの結合であつて、情報の提供を受ける者がその使用に係る電子計算機に入力することによつて当該情報の内容を閲覧することができるものをいう。以下同じ。)
 これも長い定義だね。ホームページアドレスって「使用する自動公衆送信装置のうちその用に供する部分をインターネットにおいて識別するための文字、番号、記号その他の符号又はこれらの結合であつて、情報の提供を受ける者がその使用に係る電子計算機に入力することによつて当該情報の内容を閲覧することができるもの」をいうのね。あー疲れた。
 しかし、なんで法律で定義すると長くなったり、分かりにくくなったりするのかな?
 
 長くなるのは、法律の抜け道を見つけて悪いことをする「脱法行為」を防止するため、あらゆる事案をカバーしようとしているからでしょう。
 分かりにくくなるのは、役人や法律家以外の一般の人が読むことを想定していないからですね。
 
 しょせん、法律は一般人向きではないということね。
 
 調べてて意外だったのは「インターネット」の定義がなかったことです。「インターネット」という文言は、定義なしにいくつかの条文に登場しています。インターネットはもう国民に十分浸透しいて、定義するまでもないと判断されているようです。
 
 法律で「インターネット」を定義するとどんな風になるのか、ちょっと興味あるね。