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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・業務でなくとも「業務」?
変な法律用語
 
 法律用語は難しい言葉が多いよね。
 
 そうですね。
 法律用語の中には、難しい言葉ではないけれどもフツウとは違う意味に使われている用語があります。
 ここでは、そのいくつかを紹介したいと思います。
 
・その1、刑法の「業務」
 
 フツウは、仕事のことを業務っていうよね。
 
 刑法では「業務」とは「社会生活上、何度も繰り返して行われる事項」のことをいいます。
 
 仕事に限らないんだ。
 
 だから、日ごろから車の運転をしている人が、歩行者をはねてケガをさせた場合、それが仕事ではなくプライベートの場合でも「業務上過失致傷罪」になります。
 
・その2、商法の「社員」
 
 フツウは、会社で働く人のことを社員っていうよね。
 
 商法では「社員」とは「会社の出資者」のことをいいます。たとえば、株式会社だったら「社員」とは「株主」のことを指します。
 
 じゃあ、会社で働く人のことはなんていうの。
 
 「使用人」といいます。
 
・その3、民法の「善意」「悪意」
 
 フツウは、善意はよい心、悪意は悪い心のことをいうよね。
 
 民法では、原則として「善意」とは「事情を知らないこと」、反対に「悪意」とは「事情を知っていること」を言います。
 
 道徳的な善悪じゃあないんだ。
 
 だから、例えば「悪意の第三者」といっても、悪いことを考えている第三者のことをいうのではありません。
 民法の条文を一つ紹介しましょう。
 
第704条 (悪意の受益者の返還義務等)
  悪意の受益者は、その受けた利益に利息を付して返還しなければならない。
  (略)
 この条文の意味は、自己の受けた利益が法律上の原因なしに得られたものであることを「知っている」者は、手に入れた利益に利息をつけて返還しなければならないという意味になります。
 
 私だったら、知っていても知らないフリしちゃうな。
 
 それは、フツウの意味での悪意ですね。