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「変な法律」管理人のある日の日記です

・ネットオークションが判断基準
東京地方裁判所判決、平成22年8月25日
 
 プリペイドカードや商品券といった証券を、法律的には「有価証券」といいます。
 この有価証券に「握手券」が含まれるのか否かが争点となった裁判がありました。
 
 へっ「握手券」?
 なんで、そんなことが問題になったの?
 
 有価証券を偽造すると、刑法に規定されている罪に問われることになります。
 男性が人気アイドルの「握手券」を偽造して売り渡したのですが、この行為が刑法上の「有価証券偽造・同交付の罪」に該当するのかが問題となりました。
 
 うーん、「握手券」が商品券なんかと同じ有価証券とは考えにくいよね。
 
 この事件について、裁判所は以下のように判決を下しました。
 
東京地方裁判所判決、平成22年8月25日
 
 裁判所は、当該「握手券」がインターネット上のオークションで売買されていることを理由として「財産的価値があるのは明らか」と認定し、有価証券偽造・同交付の罪に問われた被告人に対し懲役1年6月、執行猶予3年の判決を言い渡した。
 弁護側は、握手券には「財産的価値」が無いことから有価証券ではない、と主張したのですが、裁判所はこれを否定しました。
 
 握手券には「財産的価値」があるから「有価証券」ってワケね。
 しかし、ネットオークションで売買されているから財産的価値が有るっていう裁判所の理由がスゴイね。

 
 これから何かを偽造して犯罪をしようと思ったら、ネットオークションをチェックする必要がありそうです。