トップページです
全体の構成が分かります
「変な法律」の説明や、当サイトの目的を紹介しています
当サイトのメインです。思わずツッコミをいれたくなる法律を多数紹介しています
奇妙な裁判を紹介しています
法律に関する雑談を紹介しています
まだ未定でございます
他の法律系サイト、相互リンクサイト等を紹介しています
「変な法律」管理人のある日の日記です

・社内での飲み会は2時間まで
東京高等裁判所判決、平成20年6月25日
 
 労働者が業務中あるいは通勤途上で災害にあった場合に、保険を給付をする制度として「労災」があります。
 
 つまり、仕事中や通勤のときにケガなんかをしたら、保険が下りるってワケね。
 
 ある男性の会社員が、社内で開かれた5時間の飲み会に参加した帰り、駅の階段から誤って転落して死亡をしてしまいました。
 
 痛ましい事故ね。
 
 会社員の遺族は、通勤途中の労災にあたるとして、労災の認定を求めて裁判所に提訴しました。
 
 裁判所はどう判断したの?
 
 第1審の東京地方裁判所は、飲み会は男性にとって「懇親会」ではなく、部下から意見や要望を聞く場で「業務」にあたるとしました。
 また、酔っていたことが事故の原因ではないとして、労災にあたるとした判決を下しました。
 
 遺族の言い分が認められたんだ。
 
 そして、控訴審の東京高等裁判所は以下のように判決を下しました。
 
東京高等裁判所判決、平成20年6月25日
 
 裁判所は、酒席を伴う会合であっても、この場合「業務」にあたると認定した。しかし、「飲み会が社員から意見を聞く業務であると言えるのは開始から2時間前後まで」として、「5時間にわたる飲み会の後の事故は通常の業務に伴う事故はあたらない」と認定した。そして、東京地方裁判所の判決を取り消し、遺族側の労災認定の請求を棄却する判決を下した。
 控訴審の東京高等裁判所は、社内での飲み会が「業務」であると認定がされるには2時間前後までとして、労災を認めませんでした。
  
 社内での飲み会には、2時間以上は参加しないほうがいいってコトだね。