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「変な法律」管理人のある日の日記です

・ルーマニア製?イタリア製?
東京高等裁判所判決、平成19年10月12日
 
 ある衣料品販売店が「イタリア製」と表示をしたズボンを販売していたのですが、そのズボンは企画とデザインがイタリアでされて、縫製はルーマニアでなされた品物でした。
 
 つまり、作ったのはルーマニアなのに、「イタリア製」として販売していたのね。
 
 公正取引委員会は「縫製地を原産地として表示をするべき」として、これを景品表示法で規定する「不当表示」にあたるとした審決を下しました。
 
 「ルーマニア製」ってするより「イタリア製」の方がお客さんのイメージいいから、販売店にはダメージだね。
 
 そういうことになります。
 そこで、衣料品販売店は裁判所に公正取引委員会の審決の取り消しを求めて、提訴をしました。
 これに対して、東京高等裁判所は以下のように判決を下しました。
  

東京高等裁判所判決、平成19年10月12日
 
 東京高等裁判所は「不当表示」にあたると認定をして、衣料品販売店の請求を棄却した。
 衣料品販売店側は「商品はイタリアのブランドで企画・デザインした。縫製地を原産国とするのは妥当でない」と主張をしたが、裁判所は「縫製の良しあしは重要な商品の選択要素で、公正取引委員会の基準は合理的である」と認定した。

 裁判所も、公正取引委員会と同様に、「縫製地を原産国として表示すべき」と判断しました。
  
 てことは「イタリア製」の表示はダメになったんだ。
 ズボンに「原産国」だけでなく「デザイン国」も表示できればいいのにね。