トップページです
全体の構成が分かります
「変な法律」の説明や、当サイトの目的を紹介しています
当サイトのメインです。思わずツッコミをいれたくなる法律を多数紹介しています
奇妙な裁判を紹介しています
法律に関する雑談を紹介しています
まだ未定でございます
他の法律系サイト、相互リンクサイト等を紹介しています
「変な法律」管理人のある日の日記です

・「殴ってみろ」で、本当に殴ったら有罪
東京高等裁判所判決、平成20年5月22日
 
 被害者が自分に被害が及ぶことを加害者に対して承諾することを「被害者の承諾」といいます。
 この「被害者の承諾」がある場合は、 法律上の「違法性」が無くなり処罰の対象とされないことがあります。
 
 合意があったら、有罪にならないことがあるワケね。
 
 「被害者の承諾」が問題となった裁判がありました。
 神奈川県内のあるタクシー運転手が、居酒屋で知り合った男性と口論になりました。
 
 居酒屋って、そういうケンカあるよね。
 
 このタクシー運転手が、男性から「殴れるものなら殴ってみろ」と言われたところ、実際に男性を殴ったことから刑事事件となりました。
 
 「殴れるものなら殴ってみろ」なんだから、「被害者の承諾」になりそうだよね。
 
 この事件に対して、東京高等裁判所は以下のように判決を下しました。
 

東京高等裁判所判決、平成20年5月22日
 
 タクシー運転手側は暴行についての「被害者の同意」があったことから無罪であると主張をしていたが、裁判所は「殴れるものなら殴ってみろ」という言葉は「口論による買い言葉」であり「暴行を受ける承諾」とは言えない、として罰金25万円の支払いを命じた。

 「口論による買い言葉」であることから「被害者の承諾」ではないと判断されてしまいました。
 
 人を殴るときは、本気で承諾しているのかシッカリと確認をする必要がありそうだね。