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「変な法律」管理人のある日の日記です

・最高裁判所がギャルゲーの解説をすると
最高裁判所判決、平成13年2月13日
 
 かつて「ときめきメモリアル」という、恋愛シミュレーションゲームがコナミから発売されていました。
 
 今でいう「ギャルゲー」だね。
 
 この「ときめきメモリアル」のデータが保存されているメモリカードを販売した業者が、著作権法違反に問われた裁判がありました。
 この事件の最高裁判所判決には、「ときめきメモリアル」のゲーム内容が事実認定として登場します。
 少し長いのですが、判決文よりその部分を引用をいたします。
 
最高裁判所判決、平成13年2月13日
 
 本件ゲームソフトは、ゲームを行う主人公(プレイヤー)が架空の高等学校の生徒となって、設定された登場人物の中からあこがれの女生徒を選択し、卒業式の当日、この女生徒から愛の告白を受けることを目指して、3年間の勉学や出来事、行事等を通してあこがれの女生徒から愛の告白を受けるのにふさわしい能力を備えるための努力を積み重ねるという内容の恋愛シミュレーションゲームである。
 本件ゲームソフトにおいては、プレイヤーの能力値として9種類の表パラメータ(体調、文系、理系、芸術、運動、雑学、容姿、根性及びストレス)及び3種類の隠しパラメータ(女生徒のプレイヤーに対する評価を示すときめき度、友好度及び傷心度。以下、表パラメータと併せて「パラメータ」という。)の初期値が設定されている。そして、プレイヤーが選択できるコマンドが予め設定されるとともに、コマンドの選択により上昇するパラメータと下降するパラメータとが連動するように設定されており、プレイヤーが到達したパラメータの数値いかんにより女生徒から愛の告白を受けることができるか否かが決定される。本件ゲームソフトにおいては、初期設定の主人公の能力値からスタートし、あこがれの女生徒から愛の告白を受けることを目標として主人公自身の能力を向上させていくことが中核となるストーリーであり、その過程で主人公の能力値の達成度等に応じて他の女生徒との出会いがあるという設定となっており、そのストーリーは、一定の条件下に一定の範囲内で展開されるものである。
 すごいね、最高裁判所の判決文の中にギャルゲーの解説が登場するんだ。
 読んでみると、とても分かりやすい文章だね。どんなゲームなのか、ちゃんとイメージできるよ。
 
 判決文は非常に読みにくい文章であることが多いのですが、この部分は読みやすい文章にまとまってます。
 
 でも、最高裁判所の裁判官がギャルゲーをやっている姿って、すごく違和感のある光景だったろうね。